年間の医療費が10万円を超えたら医療費控除を申請しよう

4月に乳がんと診断され、コロナが収まったら手術をするべくホルモン剤で治療中の私。5月からはそれまでの飲み薬に加えて、「リュープリン」という注射するお薬も開始しました。そのリュープリンが、製造過程の問題により、自宅近くの乳腺外科では注射してもらうことができなくなったのが前回。

しばらく行かないはずだった大学病院に再度出向いて注射をしてもらうことになり、先週土曜日行ってきました。毎回しっかり待つのだけど、今回は特別長くて3時間・・・。持って行った本も読み終わるくらいの時間を待合室で過ごし、どうにか目的を果たして会計を・・・してみてビックリ!!リュープリン、高いんです~!!

ホルモン剤「リュープリン」は高い!

一度の会計で17190円かかりました
会計でビックリ!

前回は1か月間効果が続くように注射してもらました。副作用はあるなりに、我慢できないほどではありませんでしたので、今回は3か月間効果が続くようにしてもらいました。だから次回大学病院に行くのはまた3か月後でいい。病院に行く頻度は少ないほうが今時期は安心かなというのもああって、効果の続く期間を延ばしてもらったんです。

そしたら、全部終わって会計をしてビックリ~~!!

17,190円!!!

リュープリンは結構値の張るお薬なんです。保険が適用になったうえでこの金額。震えます・・・。

医療費控除の申請準備をしておきましょう

これまでも数回にわたるエコーやマンモ、MRIなどの検査や診察で数万円を支出しています。このままいくとたぶん今年が終わるころには10万円を超えるでしょう。

1年間の医療費が10万円を超える場合、医療費控除を受けることができます。申請時期に慌てないよう、今のうちから準備をしておく必要があります。

準備といっても簡単。毎回の領収書を取ってだけでいいんです。

医療費控除って何?

ここで医療費控除について簡単にまとめておきます。先述の通り、1年間に10万円を超える医療費を負担した場合に受けることができる所得控除のことです。要するに、規定以上の医療費を払った年は、税金で少し支払いを手伝ってあげますよ。ということです。

その、医療費控除額の求め方はこう。

医療費控除額=(医療費の金額-保険金等で補てんされた金額)-10万円※
※総所得200万円未満の人は総所得金額等×5%

総所得が200万円を超えている人の場合、要するに1年間で10万円までは自分で負担してね。10万円を超えた分は控除の対象にしてあげますよ。ということですね。

医療費控除の申請は年末調整ではできません

会社勤めをしている場合、毎年11月~12月にかけて年末調整がありますよね。年末調整で医療費控除も申請できたら楽・・・なのですが、できません。残念なことに。

医療費控除の申請は、確定申告の時期に税務署に申請をする必要があります。確定申告は毎年2月から4月にかけて申請の時期がやってきます。忘れずに申請するようにしましょう。しましょうってゆうか、します。私が。

まとめ・・・乳がんめ・・・

乳がんいいことなしですね

癌になるって、本当にいいことなしですね。誰でも分かっていることを言っている自覚はありますよ。大丈夫です。(大丈夫です??)

なっちゃったものはなっちゃったんで、申請できる控除なんかはちゃんと準備して、出費をできるだけ抑えるようにしていきたいです。

どなたかの参考になると嬉しいです。

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