2019年10月の消費税増税から続いたキャッシュレス決済の還元事業もついに終わりの日を迎えてしまいました。これ以降は、スマホ決済の場合、多くのスマホ決済で最大1.5%のポイント還元にとどまることになるようです。
ああ~~~!レジ袋も有料化だし、母子家庭を滅ぼす気か!!!!
そうアベノマスクに八つ当たりをしても事態は変わりません。何とか工夫して、やりくりしていかないとね。そう思っていた矢先、にわかに騒がしく持ち上げられ始めたのが「マイナポイント」。
今回はこのマイナポイントについて、すごく偏った観点からご紹介します。
目次
総務省によるマイナポイント事業、始まる
キャッシュレス決済還元事業が終了するのが6月30日。マイナポイントの予約が開始されるのが7月1日。もちろん、家計が少しでも助かる制度ができるのは喜ばしい気持ちがある反面、何となく釈然としない気持ちがしているのは私だけなんでしょうか?
マイナポイントって何?
マイナポイントとは、総務省主導で始まる新しい事業です。マイナンバーカードを持っている人がマイナポイントに予約をして、一つのキャッシュレス決済方法を指定したうえで、その決済方法で2万円を決済もしくはチャージしたときに、上限5000円分のポイントが付与されるというもの。
結局マイナンバーカードを普及させるためでしょ?
2016年に運用を開始したマイナンバーカードですが、2020年4月1日時点での全国普及率は16%。なかなか伸び悩んでいるというのが正直なところではないでしょうか?私も正直言って、マイナンバーカードを持つことに懐疑的な印象をいただいていて、まだ手続きをしていません。
マイナポイントを利用するには、まずマイナンバーカードを申請する必要があります。なんとなく、政府からエサをぶら下げられているような気がして、・・・ねっ!汚い言葉を文字にしそうになりましたので自主規制です(^皿^)
情報の少なさが目立つマイナポイント
このマイナポイント、下記のURLから情報を確認することができるんですが、上から下まで読んでも、情報量が上に軽く書いたくらいのことしか載っていないんですよ。
「マイナンバーカードでマイナポイント」(URL:https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/ )
サイトを見て分かる情報には限りがある
マイナポイントは2020年9月から2021年3月までの期間限定の事業だそうです。申し込みが始まるのは7月ですが、2か月の準備期間があるようなイメージですね。実際にポイント付与があるのは約半年。その期間のために、懐疑的に感じていたマイナンバーカードを取得するかどうか。迷いどころです。
というものも、とにかくサイトで紹介している使用条件などの情報が少ない!
キャッシュレス決済サービスで2万円のチャージもしくはお買い物をすると、選択したキャッシュレス決済として上限5,000円分のマイナポイントが付与されます。(総務省サイトより引用)
この文面も、ちょっと分かりづらいと思いませんか?2万円というのが一度の会計で使用したときのみ適用なのか、何度でも繰り返し2万円を支払うごとにポイント付与があるのか、上限を5000円(2万円に対して25%)としていますが、キャッシュレス決済還元事業の時と同様にお店によって付与率に変動があるのか?あるのならどの程度の変動なのか?等々。ここって、マイナポイントを利用するかどうか決めるうえですごく大切なことですよね。その情報をふんわりとぼかしておいて、マイナンバーカードの普及率を・・・自主規制(^皿^;)
ついつい、疑うようなことばかりの思考になってしまいますね。でも、これが私の正直な気持ちなので仕方がありません。実際そう思っているんですもん。
私は少し様子を見てからに決めました
結論、私は7月中旬くらいまで、状況を注視しつつ動かないことに決めました。だって、大手コンビニだって鳴り物入りで始めたアプリで個人情報を流出してしまった不具合を起こしたりしましたよね。生活がIT化してどんどん便利になっていく反面、そういった事故は防ぎきることは難しいと思うんです。
でも一方では、いずれマイナンバーカードも申請することになるんじゃないかとも考えています。確固たる意志を持って、絶対に作らないと決めているわけではないので・・・。だから様子を見て、各社の対応が少し分かってきて、申請者がある程度の数になったら決めようと思います。
消極的な対応ですよね~。我ながらビビりだなと思います。
もし申請してマイナポイントを使えるようになったらまたレポートしようと思います。