先月ステージゼロの乳がんで左乳房の部分切除手術を受けた私、シングルマザーのまる。
次なる治療である放射線治療を来週に控え、CT撮影があったのでまたまた病院へ。
いつもの通りレポートします。
目次
術後の回復具合は順調
乳房の張りや水のたまりもだんだんと解消し、放射線治療開始1週間前の現在、回復具合は上々です。
診断でも「大丈夫そうだね」というお医者さんからのOKをもらい、無事来週から放射線治療と相成りました。
放射線治療の前にはCTを撮る
放射線治療を始める前には、CT撮影をする必要があります。
放射線治療開始の一週間前、予約時間に病院へ。
初めてのCT。CTって何?
私、そもそもCTが何なのかが分かりません。
今回CT撮影をする目的は、「放射線治療で放射線を照射する場所を特定して、撮影時の体の位置を決めたり、体にガイド線を引いたりすること」と説明を受けました。
ちょっと調べてみたところ、同じ撮影をするのでも、CTとMRIにはそれぞれ特徴があるようです。
CTはX線を使って撮影をするのに対して、MRIは磁気を使って撮影します。
また、特化して撮影する場所が、CTは脳・肺・腹部・骨であるのに対して、MRIは脳・脊髄・関節・骨盤腔内臓器。なるほど。
結果、よくわからない。
でも、CTの方がMRIよりも短い時間で撮影ができるのと、お会計に大きな差があったので、そのあたりで差別化ができるのかなって思います。
CTは大きなダ〇ソンの扇風機の穴に入ってく感覚
CTも、MRIと同様に寝台に寝た状態で大きな筒状の物体に吸い込まれていきます。
MRIと違って大きな音もしないし、長い時間かかるというわけでもない。
大きなダ〇ソンの扇風機(風は吹いてない)に、差し込まれたり抜かれたりを2往復くらい繰り返して、5分程度で終了です。
乳がんの検査のMRIはうつ伏せなので、機械に差し込まれたら何も見えないんですが、CTはあおむけ(放射線治療があおむけだから)なので、撮影時もつぶさに観察できました!
別に楽しくはないですね・・・。何を期待していたのか。私。
体に線をいっぱい書かれる
放射線治療で放射線を照射する角度などを決めるためのCT撮影なので、寝台で寝る位置や腕を上げる角度などを細かく決めてくれます。
放射線を当てる位置が胸だから、両腕を上げて固定されます。
私は腕が動かし辛いとかむくむとか、乳がん手術後の特有の症状がなかったので大丈夫でしたが、腕が上げづらいと感じていたらちょっと大変かも。
位置が決まったら、胸の真ん中、へその上、わき腹に目印の線を何本も書いてくれて、更にしるしが消えてしまわないように、上から水でできているというテープを貼ってくれます。
これが消えてしまうと困ってしまうので、お風呂などでこすらないようにと注意を受けます。
線は消しちゃダメ。消すと書いてもらいに行かないといけない
もし消えたら、自分で書くのは絶対NG!消えちゃったら書いてもらいに来てねと言われましたが、それめちゃくちゃめんどくさいですよね。
絶対に消したくないです。
一応油性のペンで書いてくれるのですが、この線はやっぱり色落ちします。下着に色が移ります。できるだけ濃い色の下着を身に着けて行った方が無難。
その日のお風呂も慎重にそろそろと体を洗いました。これがしばらく続くのね・・・。
重大事実発覚。禁酒は放射線治療終了後3か月経過まで
そして終わりかけの時に重大発表が。
放射線治療では、必ず皮膚炎をおこします。要は日焼けをするんです。
その日焼けがカサカサしてかゆみが出たりすることがあるということで、その間は熱いお風呂やお酒は避けるのがいい。との説明がありました。
その期間はなんと、放射線治療が終わってから約3か月が過ぎるまで!
禁酒してきた私にまだまだ禁酒が続くことが告げられた瞬間でした。
ってことは、お酒解禁は最短で6月ということね。
・・・夏じゃん!
いよいよ5週間毎日通院が開始する!
そんなわけで、来週からはいよいよ放射線治療開始。
これまで一番最初に左乳首からの出血を発見してからすでに1年。
そして放射線治療が終わっても、体には一生残る放射線治療の爪痕。
乳がんて、早期発見で治る病気になりつつあると言っても、まだまだ大変な病気だなって、ステージゼロの私でも感じています。
大変だからこそ、早期発見が肝ですね。
婦人科系の検診は必ず受けよう。そう周りにもちゃんと言って回ろうと思います。
あなたもあなたの体を大事にね。