結婚していたりしていなかったり離婚したりとライフステージも様々になる40代は、女性にとって何かと難しい時期。
体に変化も出てくる時期でもあり、生理が不順になったり更年期障害が始まったなんている人も多いのでは?
そんな40代女性が頭を悩ませることの一つが人間関係。若いころは仲良くしていた人とも年齢を重ねたことでうまくいかなくなったり、お付き合いしていくことが苦しいと感じる相手に心当たりはありませんか?
もしくは相手に問題があるわけでもないのに何となく人と関わりたくないという気持ちになっていませんか?
自分自身のことでも悩みの多い40代です。
人間関係はストレスフリーでいたいもの。
実は40代女性の毎日の幸せに必要なのは、人間関係の断捨離だったんです。目次
40代女性が直面する人間関係の悩み
40代女性は人間関係について多くの悩みを抱えています。
分かっているのに解消できないのが人間関係の難しいところ。
代表的な人間関係を挙げてみましょう。
ママ友って本当に必要なの?無理に話を合わせるのが苦しい
お子さんがいるママなら誰しもがぶつかる、ママ友との人間関係。子どもの教育方針の違いなどによって、「あのママは苦手だな」なんて思う人に心当たりがあるのでは?
ママグループで気を遣いすぎてすり減ってしまうというのもよく聞く話。
当たり障りなく浮かないように話を合わせているけど、実は全然会話が楽しくない!
そんな気持ちをストレスに思うママも多いようです。
妖怪「私の方が大変」に生気を吸い取られるのが苦痛
昔は仲の良かった友人でも、年齢を重ねるごとに性格がちょっとずつ変わってしまったのか最近は付き合いにくくて・・・
そんな人はいませんか?
40代女性はホルモンバランスも不安定な難しい時期。
情緒がちょっと揺らぐのも無理はありません。
でもそんなとき、なぜか自分のことばかり注目してもらいたくなる人というのがいるようです。
ちょっとこちらが愚痴を言うとすかさず「そんなことより私の方が大変で~~」なんて会話をさえぎってくる人、いませんか?1度や2度ならいいですが、会うたびにそれでは一緒にいることが苦痛になってしまいますよね。
「私達ってもうおばさんだから」協調性の強要をしてくる同世代にイライラ
40代女性はまだまだ若々しくはつらつとしていて、それでいて大人の落ち着きもある素敵な時期です。
でも、人によっては40代であることを人生の下り坂のように感じて卑屈に思う人もいるよう。
同世代の40代女性が「私達ってもうおばさんだからさぁ」などという意見に同意を求めてこられると返答に困りますよね。
当然20代と全く同じではないけれど、自分をわざわざおばさんだと宣言する必要だってないんです。なんで自分で自分のことをおばさんと言わなくてはいけないの?とストレスに感じることも。
1日の大半を過ごす職場の人間関係に辟易
40代女性は職場でも周りをけん引する頼れる存在。
バリバリ仕事をこなす40代女性は本当に格好いいですよね。
でも、職場にも40代女性を悩ませる人間関係が存在します。やたらとベテラン扱いをしてくる年下の同僚たち。
同調圧力を出してくる同世代の40代女性たち。
腫れ物に触るかのような態度を見せてくる上司・・・。
あなたが職場で感じる人間関係のストレスはこの中にありますか?
もしくは全部!なんていう人もいるかもしれませんね。
別に嫌なことがあったわけでもないのに人と関わるのが面倒…私って変なの?
これまで挙げたような、関わっていて疲れてしまったり嫌な気持ちになってしまうことがあるわけでもないのに、なんだか人付き合いが面倒に感じてしまう。
そんなこと、ありますか?
実はそんな風に感じて、自分が変わってしまったと悩む40代女性はとても多いんです。
子育てなどで自分のことをずっと後回しにしてきた反動だと感じる人もいるようですし、年齢的にみんなそうなるという人もいる。
原因は不明ですが、40代というのは女性にとってこれまで持ってきた感性が変わってくる時期なのかもしれません。
40代女性は人間関係の悩みとおさらばして快適に
40代女性を取り巻く人間関係はいつも悩みと隣り合わせ。
できるだけストレスなく、毎日を気持ちよく過ごしたいですよね。
40代女性が人間関係のストレスから解放されて快適に過ごす方法を考えてみましょう。
40代女性に必要なのは人と関わりたくないという気持ちを尊重する姿勢
誰とでもうまく付き合っていくことができるのは一つのスキルです。
社会人として生きていくにはこのスキル、とても役立ちますよね。
ですが、40代女性が心がけたいのは無理をしないということ。それは人間関係にも言えることなんです。
本当は話したくない人、関わりたくないと思う人と無理して話を合わせたり一緒にいるよりも、自分の居心地の良さを優先する。
そんな考え方で無理なく楽に人付き合いをしてもいいお年頃。それが40代です。
人との付き合いはいくつであっても自分で選んでいいのですが、40代女性は特に生き方が分かれてくる年代。
以前は気が合ったのになんだか最近話すのがしんどいと感じる相手が出てきたり、自分では年齢を気にしているわけでもないのに40代である自分にやたらに気を遣ってくる職場の男性・・・。
そんな、自分の努力だけではどうにもならなさそうな人間関係を無理して円満に継続しようとしなくても、すっぱり決別して身軽になってもいいのです。40代女性が持っていたい断りテクニック
そんな風に思っても、それまで続けてきた人間関係を断ち切るのって勇気がいりますよね。
40代女性が人間関係を断捨離したいと思った時に使うべきテクニックはズバリ、「ノリの悪い女作戦」。疎遠にしたいと思った相手に対して、自分から何かを言う必要はありません。
その人からの電話やメール、LINEに対して自分が今は関わりたくないなと思ったら返答を遅らせる。
直接話す機会があったとしても、無理に話を合わせずに「そうなんですか」と返事するくらいにとどめる。
食事やお出かけのお誘いをもらっても、疲れているとか今日はちょっと予定があるとか、適当な理由をつけてのらりくらりと断る。
そんな風にして、ノリの悪い40代女性に徹してその人と過ごす時間を減らしてしまいましょう。お誘いを断りたくても、その相手を悪く言うのはNGです。
40代女性の品格を損なうことなく、なんだか予定が合わなくて最近疎遠・・・そんな演出をしていきましょう。
そうは言っても誘いは断りにくい。そんなときに考えるべき5か条
とはいえ、相手が空気を読まずにグイグイくるタイプの人だと断るのも大変だったりしますよね。
そんなときにはその人との人間関係を断捨離した方がいいかどうか、次の5か条を参考に振り返ってみましょう。
その人のことを本当に魅力的だと思っているか
お誘いを断るのって、相手によっては余計にストレスになることがあるんですよね。
断ることで余計なストレスを感じるくらいだったら、お誘いを受けてひととき我慢したら済むのでは・・・?
そんな風に感じること、ありませんか?
そんなときには一度冷静になって、その人のことを自分がどう感じているのかを改めて振り返ってみましょう。
その人自身には魅力が沢山あって、自分の都合のある時にはお付き合いを継続したいと思える相手なら正直にそう伝えれば済むことです。ただ単に断ることが辛いと感じてしまうなら、結局お誘いを受け入れても辛いことには変わりないんです。
だったら一時大変でも断ってしまった方が自分の時間が素敵なものになります。
負けないで!
その人と一緒にいて心地よいか
嫌いな人じゃないはずなのに、一緒にいるとなんだか疲れてしまう人っていませんか?
そんな風に、相手の方と一緒に過ごすことが自分にとって心地よい時間になるかどうかを振り返ってみましょう。
特に長い付き合いだと、昔は本当にいい関係だったけれど最近はちょっと・・・なんていう人もいます。
かつてのその人の印象が残っていてその人のことは嫌いになれないけど、今現在のその人と一緒にいても心地よくない。
そんな風に思ってしまうなら、やっぱり距離を置いたほうが自分のためになるかもしれませんよ。
自分の人生は誰のためにあるのか
人間関係って、うまくいっていると本当に財産だって感じますよね。
大変な時も支え合えたりして自分にも相手にも有益な時間になるなら最高です。
でも、関わりたくないと感じる人間関係はそうではないことが多い。
その人と一緒にいるとしんどい。
その人の話を聞いていることが苦痛。
そんな風に感じるならその人間関係は断ち切ってしまった方が自分の時間が有効活用できるようになります。「でも相手に悪いし・・・」
そんな風に感じるなら一度振り返ってみましょう。
自分は自分のために生きているということを。
相手の人のために生きているならもちろん相手に合わせてあげた方がいいでしょう。
でも、そもそも自分と相手の間に何か利害関係があるわけでもないのであれば、自分が嫌だと思った相手との時間は無理して頑張らなくてもいいんです。もっと自分に優しく生きたいですよね。
その人との関係がなくなるとどうなるか
そうは言っても、あまりその人の機嫌を損ねるようなことをしてしまっては良くないかなと気になってしまいますよね。
もちろんわざわざ失礼な態度を取るような必要はありません。
相手を攻撃してしまうのは人間関係の断捨離の本質ではありません。
でも、相手を気遣うあまりに自分が苦しいのではストレスはいつまでも軽減されません。
そんなときに考えたいのは、その人との関係がなくなったら自分の毎日がどうなるかです。
その人との関係がないほうが毎日が楽しく輝くと思えるならば、今はその方との関係を無理して続けるときではないのです。
その人の誘いを断ったらその時間で何をしたいか
そんな風にお誘いを断るのって、罪悪感があったり相手から「え?予定あるの?何々?」なんてツッコミを受けてしまったりと何かと気苦労がありますよね。
お誘いを断って、その分浮いた時間で何をしたいですか?1人でゆっくりとお風呂に入るとか、寄りたかったお店に立ち寄って帰るとか、そんなくらいのことでいいんです。
人間関係のストレスを自分の力で振り切って自分の過ごしたかった時間を過ごす。
そんなイメージを持ってみると関わりたくない人との関係を清算できるかもしれません。
その人のことが嫌いなわけじゃないけど、今は一人で過ごしたいという気持ちに罪悪感を持たない
別に何か嫌なことをされたわけじゃないし、あの人のことは好きなんだけどなんだか最近一人で過ごす時間の方が楽だし好き。
そんな風に感じるようになったのはあなたや相手の方に何か問題があるからではありません。
40代になって、心境に変化が現れただけ。
みんなそうなんです。
そうゆうものなんですよ。だから、相手に悪いなどの罪悪感を感じる必要はありません。
これからもお友達でいたいけど、毎回一緒に行動するのは面倒…それなら、会う頻度を上手に減らして自分の居心地のいいくらいの関係にキープすればいいんです。
それは全然悪いことじゃない。
相手も自分も心地よい時間を過ごすための工夫です。
40代女性の人間関係にたいせつなのは、心地よいと思える距離感
そうは言っても中々人間関係を断ち切ったりするのは勇気がいること。
お付き合いするのが面倒だなと感じたからといって誰しもがすぐにその関係を辞められるわけではありませんよね。
お誘いを断ることも勇気がいることでもあります。
心がけたいのは、自分が心地よいと感じることのできる距離感です。なんて、毎回は疲れてしまうけど、完全に断ち切ることを望んでいるわけでもないという関係も多いのかもしれません。
それなら、その人に会う頻度をこれまでの半分くらいにしてみるなど、距離感を調節するだけでもかなりストレスは軽減されます。
完全に一人ぼっちになるのはさみしいから嫌!でも人間関係は面倒!そんなちょっと我が儘な気持ち、40代女性なら理解できるのではないでしょうか?
40代からはもっと自由に輝く!人間関係もアップデートしていこう
優しい性格をしていたり思いやりがあったりするのはとっても素敵なことです。
40代女性の大人の魅力に優しさや思いやりが加わるとますます魅力的!
でもそういう人ほどもしかしたら人間関係にストレスを抱えているかもしれませんね。
40代からの人間関係はもっと身軽に、自分が一番楽しいと感じる人間関係を大切にしたいと思いませんか?そのためにも、人間関係を自分の意思でアップデートしてますます楽しくて素敵な40代にしていきましょう。