我が家の面会交流が変化の時期を迎えました

どろどろの調停離婚以降、2か月に1度、面会交流を続けてきた我が家の息子と元夫。

もう少ししたら、第三者機関の利用をやめようかと思っています。

そんな中、問題が勃発・・・。

そのことについてまとめます。

第三者機関を使った面会交流にはいずれ終わりが来ます。参考にしていただけたらと思います。

調停離婚が成立した後、面会交流がスタートした

私達元夫婦は、離婚調停をはじめ、調停を足掛け2年で3回行ったドロ沼離婚カップルです。

そんな別れ方をしたこともあって、面会交流は直接行うことはせず、第三者機関を間に挟んで行い、当人(私と元夫)は顔を合わせずに済むよう審判が下りました。

直接元夫に会うのが怖い!面会交流のもう一つの形について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

我が家の面会交流は、第三者機関の援助を受けています

第三者機関の援助をもらって面会している

離婚直後から現在も、我が家の面会交流は2か月に1回のペースで、第三者機関の方を交えて行っています。

現在第三者機関の方にお願いしている援助内容は「受け渡し型」といって、設定した待ち合わせ場所で私から息子を預かり、元夫との待ち合わせ場所まで連れて行って受け渡してくれる、という内容。

援助にはいくつか種類があります

援助内容は他にもあって、例えば我が家も息子がもう少し小さかった頃は、「付き添い型」といって、第三者機関の担当の方が面会交流時間中ずっと、元夫と息子と行動を共にしてくれるという方法を選んでいました。

これは元夫の息子連れ去りなどを懸念したからで、その心配がないと判断できて、息子が小学生に上がった後は先に述べた「受け渡し型」にシフト。

更に、我が家が今打診されているのが「連絡調整型」という援助方法。

連絡調整型は担当の方は当日現地には来ないけれど、事前の日程の調整などを代行してくれるというもの。

元夫と直接連絡を取ることが困難ならば、そんな方法もあるということなんです。

もちろん援助にはお金がかかっている

援助には当然お金がかかっています。

付き添い型の時は1回15000円かかっていて、それを折半していましたし、今現在の受け渡し型でも10000円かかっています。

正直言って、痛すぎる出費!

でも、元夫とはモラハラを受けて離婚したので、直接連絡を取るのは怖い。

だから、私にとっては第三者機関があったことが本当に救いだったんですよね。

息子はお父さんに会えることを楽しみにしているみたい

息子はお父さんと会うのを楽しみにしている

そんな風にして実現した面会交流、母の気持ちとは裏腹に息子はとても楽しみにしているみたい。

私は全く楽しみじゃない面会だけど、息子が喜んでくれるのは嬉しいこと。

息子も大きくなったので、第三者機関の援助を卒業しようと思っています

そうして、第三者機関の助けを借りて実現してきた面会交流ですが、いよいよ我が家にも援助の卒業をする時期がやってきました。

というか、もう一年「連絡調整型」で継続することもできるんですが、息子も大きくなってきたし、直接連絡をさせることもできなくはない年齢になってきたということもあって、連絡調整型を申し込むことなく卒業しようかと考えているんです。

そもそも第三者機関をずっと使えるわけではないのです

そう。遅かれ早かれ必ず卒業の時期はやってきます。

遅いと小学校4年生が終わるころ。早い分には別にいつでも大丈夫。

我が家の場合、長くてもあと1年の猶予です。

息子も直接やり取りすることに対して違和感を感じていないようなので、ここらで卒業かなと考えています。

第三者機関の援助卒業目前に起こった問題

ところが、卒業を考えている今になって、結構な問題が勃発しました。

元夫が決められたことを守らない

ポケモンカード

どんな問題かというと、一言で言うと「プレゼント問題」。

第三者機関を間に挟んだ面会交流では、第三者機関の規定で誕生日とクリスマス以外の一方的な贈り物を禁止しています。

誕生日とクリスマスに関しても、養育親が困るような贈り物がないよう、事前にヒアリングがあったうえでプレゼントを決めます。

そのくらい厳しく決められているので、勝手な贈り物は禁止ということで、付き添い型の援助を受けていた頃は問題なく過ごしてきました。

ところが、受け渡し型の援助になって第三者機関の担当者さんの目が無くなったことで、元夫の悪いところが出てきたようです。

元夫が、勝手に息子に「ポケモンカード」を購入したんです。

こちらの求めた面会内容はこうでした

私と息子が事前に決めた面会内容はこうでした。

「お父さんと一緒にポケモンカードを買いに行こう。

お金はお母さんから150円もらっておいて、ちゃんとお財布に入れていこう。

お父さんと一緒にカードを選んで、僕が自分でお金を払おう。

お父さんに、会計できるよってところを見てもらおう。」

結構息子ははりきって出かけて行ったんですよ。

私も、息子がこんなことをできるようになったよ、ということをお父さんに見てもらって、得意満面で戻ってくることを期待して待っていました。

元夫の対応はこうでした

元夫の対応はこうでした

ところが、戻ってきた息子は私の予想した姿ではありませんでした。

話を聞くと、こうです。

「お父さんにポケモンカードを買いに行きたいって言ったら、お父さんが買ってくれるって言われたよ。 ポケモンカードがたくさん入ってるのがあって、それを買ってくれるって言ったんだ。 僕、たくさんカードが欲しくなっちゃって、僕が買うんだよって言うの忘れちゃって、買ってもらったの。 お母さんの顔を見たら、約束を思い出して、約束を破っちゃったって思った・・・。」

私には私の意図があって面会交流の内容を息子と一緒に決めたんですよね。

それをモラハラ元夫は全く無視して、自分の思うようにしたわけです。

結果、息子はポケモンカードを手にしましたが、なんとも後味悪く、悲しい気持ちのまま面会交流を終えることになったわけなんです。

正直とっても憤りを感じました。

別れてなお、こうして私をイラつかせる元夫。

金銭的なことで考えれば、ほんの数百円の問題です。

でも、事態はそれでは終わらなかったんです。

面会後、我が家はかなり大変な思いをしました

面会交流後、息子に明らかな変化がありました。

それまでできていたことが、できない。

学校の支度とか、着替えとか、時間を見て動くとか、そうゆうことが全くできなくなったんです。

「明日の学校の準備はしたの?」という、私の問いかけに「した」と答えながら、翌朝何もしていなくて、ランドセルが空っぽ。しかもふでばこがないと泣いて、学校に行こうとしなかったこともあります。

どうしてなんだろう?

そう思って、注意深く息子を観察したんです。

そしたら、息子はやることがあるときも、急がないといけないときも、元夫が買い与えたポケモンカードの束を気にしていて、やらないといけないことそっちのけでポケモンカードを眺め続けていたんです。

やむなく、ポケモンカードを一度取り上げることにしました。

息子は泣きましたよ。

でも、落ち着いて話をして、どうにか気持ちを持ち直し、普段の生活リズムを取り戻しつつあります。

それに至るまでに本当に親子して2週間近く格闘して、口もきかない日もありましたし、怒鳴り散らした日もあります。息子も苛立って地団駄を踏んだし、大きな声で泣きわめきました。

本当に大変でした・・・。

元夫にとっては、尊重する必要のない元妻の頼みを突っぱねて、軽い気持ちで買い与えたポケモンカード。

息子に良いカッコしたくて買い与えた、ほんの数百円のポケモンカードです。

でも、我が家には本当に本当に台風の目になりました。

元夫は息子のADHDを知りません

息子はADHDの特性か、気になった物があると意識がそちらだけでに行ってしまいがち。

息子のADHDについて、詳しくはこちらをご覧ください。

だから、元夫の甘い提案に夢中になってしまったんですよね。

それを後から後悔して、せっかくの面会交流が楽しくない気持ちで幕を閉じてしまった。

それはとても残念なことですよね。

元夫は、そんなことは何も知りません。ADHDのこともまだ伝えていません。

だから、我が家がこんなに大変な思いをしたことも知りませんし、それを言ったところで理解してくれるとも思いません。

そもそもそれを理解できるような人ならば、こちらを尊重できる人だったならば、離婚する事態になってないわけなので。

こちらの意図や要求を鑑みない元夫との直接の交流に不安を感じます

第三者機関の援助を卒業したら、今度は元夫のこうした勝手を直に受け止めることになっていくんですよね。

そうなったら、私のストレスはすごく増えるだろうし、結婚時代のような恐怖も感じるかもしれません。

もしかしたら、直接やり取りすることで、私達親子の住んでいるところがバレるかもしれない。

というか、すでに大体の目星をつけられているようなんです。

もしかしたら自宅を訪ねてこられたりするかもしれない。

そう思うと怖い。第三者機関を使うのをやめたくない。でも、いつまでも頼ることはできない。

今、我が家はそうした不安を感じています。

離婚して数年。

元夫との関係性は何も変わっていなかったことを実感していますし、これからの面会交流のみならず生活にも不安がいっぱい。

でも、不安な気持ちばかりを育てても仕方ない。

だから、いざとなったらポンッと引っ越して逃げることができるように、備えだけはしておこうと思います。

気合を入れて、第三者機関の援助卒業を迎えます。

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