ワンオペ育児。最近よく聞くようになったワードです。
ママだったりパパだったりはマチマチなのでしょうが、とにかくどちらかの親が子育てを一人でになっている状態をワンオペ育児と呼ぶそうです。
私もワンオペでした。結婚時代。元旦那は自己評価がチョモランマ級に高いポジティブ野郎でしたので、自分もすごく育児を頑張っていると周りに吹聴していましたが、実際に彼がしたのは、朝の出社前の5分くらい、息子が視界に入るところで身支度をするくらいのものでしたから、ワンオペだったと言っても誇張じゃないですよね(^-^)
というか、自分の身支度してるだけなのに床に転がってる息子の面倒見てるつもりになれた元夫、そのポジティブシンキングは少し見習うべきかもしれません。
話が突然元夫の悪口になってしまいました。つい・・・
今回はひとり親のシングルマザーと二人親のママとでは結局どちらが大変なの?ということについて、まるの独断と偏見でお話させてもらいます。
目次
シンママだろうが夫婦そろっていようが、ワンオペだとどっちも大変
今回の結論ですが、ワンオペ育児は本当に大変です。夫婦がそろっているママだろうが、シンママだろうが、ワンオペの辛さは大差ない。
育児がママによるワンオペレーションであっていいという理由なんて、一つも存在しないと私は思っています。でも、割とどの家庭もお子さんのことはママが受け持っているケースが多いのが日本の歴史であり、現状ですよね。
実は同じワンオペ状態ならば、シンママの方が楽なこともある
ワンオペ状態にならないに越したことはないんですが、そもそもワンオペって望んでその状態になる人ってあんまりいませんよね。家庭内の環境とか、旦那さんのお仕事とか性格とか、そうゆうものがいろいろと絡み合った結果、ワンオペになってしまうだけです。
望まないワンオペになったとき、実はシングルマザーの方が身も心も楽なことがあるんですよ。少なくとも私はそうでした。
期待して裏切られるならば、期待する相手がいない方が楽
どうしてシングルマザーの方がワンオペ育児としては楽なのか?それは、ワンオペ育児が辛いものだから。
辛いから、誰かに助けてもらいたくなりますよね。誰に助けてもらいたいかって、ほぼ毎日帰ってくる家の人間に助けてもらいたくなるのが当然の気持ち。
「旦那さんが帰ってきたら少しだけ子供を見てもらって、ひとりでゆっくりお風呂に入りたいな」
「少しだけ旦那さんに子供の世話をお願いして、ちょっと外出したいな」
どっちも大したことじゃない。誰でも思う、当たり前のことです。でも、モラハラ夫だったり、じゃなくても育児に無関心な夫がそれを良しとしてくれない。そうなると、やりたいことが旦那さんの非協力的な態度のせいでできなくなってしまったという残念な気持ちが、日々の疲れに上乗せされてしまって、余計に辛くなってしまうことがあるんですよ。
その点、シングルマザーは「旦那さんが帰ってきたら」という現象がそもそも起こりませんので、淡い期待を抱くことがありません。その分、がっかりもしなくて済むんです。
結婚時代、ワンオペでしんどくなったとき、旦那は何もしてくれないと分かっているはずなのについつい期待してはがっかり・・・を繰り返したものです。
育児は失敗もつきもの。失敗を責める輩はいないほうが気が楽
育児って初めての連続。うまくいくことばかりじゃありませんよね。子供が5才なら、ママだってその子のママとしては5年目。日々試行錯誤の連続です。
だから当然失敗も繰り返します。一生懸命子供のことを考えてるのに、失敗しちゃうんです。そんなとき、自分は何もしなかった人から受けるダメ出しって、心にズシッとのしかかってきます。「お前は何もしなかったくせに、なんなんだよ!!!!」
なんなんだよ!!!!!※思い出し怒りです
失敗はあって当たり前。ダメ出ししてくるダメな夫がいないほうが、精神衛生上いいなんてこともあるわけです。
だけどやっぱりワンオペは大変。ちゃんと誰かを頼ったほうがいい
そんな風に、口しか出さないダメな旦那がいるよりは、シングルマザーとして頑張るほうがよほど楽よ!とまるは思っているのですが、だからといってワンオペ育児がへっちゃらなんてことは全然ありません。やっぱり大変だし、息抜きしたい。
シングルマザーって、根詰めて頑張るとどこまでも頑張れるし、逆にだらけようと思えばどこまでもだらけられるんですよね。その辺のさじ加減が自分で決められるのが母子家庭の大きな利点なのだから、自分で程よく頑張って、程よくサボって、自分を追い詰めないように気を付けておきたいもの。
できることなら近所に頼れる人が欲しいところですし、実家と仲がいいならたまには頼ったほうがいい。そんなあてがまったく思いつかないというなら、子供を預けて自分が休憩できるように、習い事をさせてみたり地域の少年団に入れてみたり、他の大人に頼るということを考えるようにして、ママ自身の心の休憩を取れる時間をしっかり確保しましょうね。
まとめ
ワンオペ状態になってしまうママ、子供の成長は嬉しいけれど、やっぱり大変だし辛いときもありますね。期待しないで済むシングルマザーの環境の方が辛くないなんて、ちょっとひねくれている感じもします。
もちろん、ワンオペ状態にはならないほうがいい。今回のお話は、同じワンオペ状態なら、シンママの方が覚悟が決まってる分気が楽だよというだけで、シングルマザーやシングルじゃないママが、「期待しなければワンオペこなせるよ」ということでは決してありません。
誰だって、どんなママだって助けを必要としているし、休憩や心の栄養が必要。私たちは強いけれど、同時に弱くもある。だから頑張るけど、たまには人を頼りたい。それでいいんですよね。
私、まるも人を頼って日々頑張っています。