旦那が暴言を吐く?突然キレる?それはモラハラかもしれませんよ

モラハラに満ちた結婚生活を送っていた私、まる。離婚した今思い返してみても、恐怖に縛られていたなあと感じます。でも、モラハラされている時って、自分がモラハラ被害にあっているということに気づくことができなかったりするんですよ。これ、あるあるだと思うんです。

そこで今回は、今の状態ってモラハラ?と判断できずにいる人に向けて、私の実例を併せてモラハラ夫の特徴をご紹介します。

心当たりがあったら要注意!あなたの夫はモラハラ夫かも

心当たりがあったらモラハラかも!

あなたの旦那さんにはこんなところがありませんか?もしも心当たりがあるなら要注意です。あなたの夫はモラハラ野郎かもしれませんよ。

突然に怒ったり、暴言を吐いたりする

あなたの夫はあなたとの会話の中で、自分の思った通りにならないようなとき、プツンと切れたようになって怒ったり、暴言を吐いたりすることはありませんか?

なんてことはない会話だったはずなのに、ちょっと夫をイジるようなことを言ったら突然キレた。怖くなって、それ以降はあまり夫に対して踏み込んだ発言をしないようにしている・・・。なんてことはありませんか?

旦那が怒って暴言を吐いてきたら怖いからめったなことを言わないように気を付けて生活しているつもりなのに、夫に怒りのスイッチが入ることが少しずつ増えてきたなんて人は、そろそろ逃げる準備をした方がいいかもしれません。

夫が怒るのは、私と二人の時だけ

夫が怒るのは家の中だけ

夫婦二人でいるときにしか夫がキレて暴言を吐くということがないというなら、これもモラハラ夫の特徴と同じ。そうゆう旦那はやがて子供ができれば、子供の前でも平気でキレるようになります。

外では穏やかな人として知られている

そんなすぐにキレる暴言旦那でも、一歩家から外に出ると外面は非常に良く、親戚や近所の人、友人たちからは穏やかで優しい人として認識されていたりします。

友人に夫の愚痴を言おうものなら、「あんな優しい旦那さんが暴言?想像できないな。」なんて言われてしまったりして、余計傷ついたという経験をしたモラハラ被害者は多いんです。

出会った頃は優しかった。籍を入れたら変わってしまった

暴言を吐き散らかすモラハラ旦那でも、最初からそうだったわけではないんですよね。結婚前、付き合っていたころは優しくておおらかで、頼りになって・・・と、結婚前後でギャップを感じているというのも、モラハラ被害者がよく言う共通点。

結婚前に同棲をしていたのに、その時には本性はあまりでなくて、籍を入れたら変わってしまった?暴言を吐いたり、経済的な虐待をするようなクズ野郎の考えることは理解できませんが、とにかく「結婚」とか、「入籍」などの、「家族になる」ということをトリガーにモラハラを発動する輩が多いようです。

実はマザコンでシスコン。家族の中では弱い存在

夫婦二人か、子供がいるなら子供も含めた家族しかいない家の中では我が物顔で威張っていられるモラハラ夫も、実は自分の実家では立場が強いというわけではないようです。

モラハラ被害者がよく言うこととして、旦那がマザコンという共通点があります。合わせて、姉がいるならシスコンということもあるようです。ファザコンなこともあるようですが、私は聞いたことないんですよね。うちのモラ夫はファザコンだという人がいたら、ぜひお話を聞いてみたいです。

旦那がマザコンなだけではなく、姑の方も息子タンが大好き!ということが多いようですが、でも絶対的な権力を持っているのはマザーの方で、それに逆らえない息子(モラハラ旦那)。という図式が多いようですね。

自分のことが大好き。たぶん自分をディー〇・フジオカか誰かと勘違いしている

これ、本当にすごかったんですよ。元旦那は容姿が優れたタイプの人ではなかったんですが、たぶん自分の顔をものすごく二枚目だと思っていたようなんですよね。それに、自分の声が大好きで、カラオケなんかで私が自分よりもいい点数を出したりすると、しつこく突っかかってきたものです。ちなみに聴いている側からしたら、別にいい声でもなければ歌がうまくもありませんでした。強いているなら、声が大きかったです。

元旦那は、自分の能力を相当過大評価していて、もしかしたら空も飛べると思っていたかもしれないというくらい、自分のできるっぷりを自慢にしていました。大して頑張らなくても評価されてきたとか、多彩でどんな分野のこともできてしまうとか。じゃあ料理や掃除もしろや。

モラハラで離婚したシングルマザーの私が言われてきた暴言をご紹介します

私が旦那から言われてきた暴言を紹介します

こんな風に、モラハラをする旦那にはある程度の共通点が見られることが多いよう。旦那さんの育ってきた家庭環境とか、姑さんの性格を見たらある程度事前にモラハラするタイプの人か察しがついたりするのでしょうか・・・。

個人的には、たぶん事前には分からないと思っているんですよね。姑の我の強さは初めて会った時に分かりましたが、それだけで旦那は将来暴言を吐くことになるぞ!とまでは予想できませんでした。なんせ、本人が本当に穏やかで優しい人だったんですから。

それはそうと、私が言われて傷ついた暴言をちょっと見てみますか。

モラハラ元夫の暴言シリーズ

「お前のこと最近生理的にうけつけないんだよな。」

こっちの台詞でした。本当に。

「お前本当に性格悪いブスだな。結婚失敗したわ~!」

これも、お前が言うなと。家のことも、子供のことも何もしない元旦那を責めるような発言をした時のお言葉です。このハゲ!くらい言い返したほうが良かったのでしょうか。

「俺の親に気を遣えよ!」

これ、家を買うかどうかで口論になったときの発言です。夫婦で決めたことを、姑の一言で覆してきたダメ夫に対して「一緒に話し合って決めたのに」と言ったところ、いろいろまくし立てつつこう怒鳴られたわけです。お前の親に気を遣って家を買うのかよ。

「家のことくらいちゃんとしろよ」

多めに渡していた小遣いを使いすぎてしまって、その日一日の電車賃もなかった元夫が、言われるまで現金を出さなかった私に向かって言った頓珍漢な一言。家のことはもとより私が全部やっていて、元夫は何もしていませんでしたが・・・お前の小遣いの減り具合をチェックするのも嫁の仕事だと・・・?それはもう、介護だろう。

「人として最低限のことくらい、しっかりしろよ」

振り返ってみると、モラ夫は本当に手を動かしもしないのに、人のあら捜しは精いっぱいする人でした。これは結構何度も言われた言葉なので、どのシーンで言われたかも定かでないのですが、元夫は、自分は人として下の下な行動をするくせに、私のモラル的なことは得意満面に責めることが多かったです。

例えば、私が人から借りた本を返そうと思って、出かける前に食卓に置いておいたんですよね。そしたら、飲み物を隣に置いた元旦那がこの一言。濡れると言いたかったんでしょうが、濡れるもの持ってきたのお前だろ。アホなのか。

「あ~、気分悪い。お前が来ただけで気分悪いわ」

これも何度も言われたので、シーンを絞るのが難しいんですが、代表的なのがこれ。元旦那は生活能力を結婚後にすべて放棄してしまったようで、電気代などの概念をオール無視していたのですが、真夏の夜中に、部屋のドアも窓も全開のまま、エアコンを18度設定でつけて、その真下に陣取りテレビを観ていた元旦那に対して、電気代がもったいないからエアコンをつけるならドアや窓を閉めろと何回も言ったはず、ということを言ったところ、帰ってきたのがこの言葉。そりゃ好き勝手していたいんだから、私が来ただけで気分悪いでしょうね。こっちはもっと気分悪いわ。

「お前なんて大したことないよ。俺の姉の方がもっと大変だよ」

これも事あるごとに言われましたね。実際は、「姉」とか「姉ちゃん」みたいな呼び方じゃなくて、元旦那は小姑のことを下の名前で呼んでいて、ものすごく執着していたんです。そんな小姑のつわりがひどいとか、出産後の悪露の回復具合とか、主婦としての暮らしぶりとか、何かにつけて自分の姉を持ち上げようとしていました。

私がつわりが辛くて家事をサボったとか、切迫流産で安静だとか、産後腰を痛めて動けないとか、とにかく事あるごとに言われました。

姉を大好きなのは勝手にしたらいいのですが、それで私のことを貶めるようなことを言うのは意味不明でしたね。

基本、モラハラ旦那の暴言は、「自分のことを棚に上げて」系発言

こうして振り返ってみると、そんなにバリエーションはなかったのかも。どちらかというと、発言の内容そのものというより、何かを投げつけてきたり、壁や床を殴ったり、私に向かってこぶしを振り上げたり。

そういった、態度で脅すことと、怒鳴ったり睨んだりして、言い方で怖がらせるということでバリエーションを持たせていたんですよね。

まあ、どちらにしてもクズのすることですよね。

そして、モラハラをするようなダメ旦那は、基本、自分は何もしないか何もできないくせに自己評価が無茶苦茶高くて、自分はしないことを棚に上げて人を責める発言をすることが多かったです。・・・最低じゃないか。

旦那が怖い?突然怒ったり暴言を吐く夫

モラハラって、されている最中は必死に関係を修復しようという気持ちで頑張ってしまって、自分がモラハラの被害者だということに気づくことができなかったりするんです。

今なんだか夫婦生活がしんどいなと感じているなら、それはもしかしてモラハラ被害にあっているからなのかも。夫の特徴が合致するなら、モラハラを疑ってみた方がいいかもしれません。

私は、なかなか周りが理解をしてくれなくてしんどかった。元旦那のことを悪く言えば言うほど、「あんなに優しい旦那さんのことを悪く言うなんて」という目で見られて辛かったので、やがて誰にも言わなくなりました。だから、離婚に向けて動き出してから、弁護士さんや調停員さんから「それは辛かったですね。それは婚姻を維持できない事由に該当しますね」と言われて本当にうれしかったのを覚えています。

あなたの夫は上のような特徴はありませんか?もし特徴が合っていて、今辛いと感じるなら、それはモラハラなのかも。すべては自覚するところから始まります。良かったら、結婚生活を振り返ってみてくださいね。

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