乳がん治療後半戦!受診レポート

4月に0期の乳がんと診断されてから約5か月。新型コロナウィルス感染症の影響で、本来だったらすぐにでもできたはずの手術を延期して、ホルモン剤治療を続けています。

今回は、3か月に一度の大学病院での診察に行って、副作用のことや手術のおおよそのスケジュールなどを決めてきましたのでレポートしておきます。

診察で副作用について詳しく相談してきたよ

副作用について感じていることを相談してきた

ホルモン剤治療を開始してから約5か月。錠剤のお薬と、注射する「リュープリン」というお薬の2種類のホルモン剤を併用している私。元々副作用があるお薬と分かったうえで飲み始めたお薬なので、副作用が出てきたこと自体に驚いたり落ち込んだりすることはありませんでした。

当初感じた副作用はホットフラッシュと言って、顔周りが「カーー!」っと熱くなり汗ばむ、いわゆる更年期障害の時と同じような症状が日に何度かくる程度で、季節自体が夏に向かっていたこともあってそんなに気にならなかったんです。

ホットフラッシュの頻度が増えてきている気がしてる

ところが、ホルモン剤治療を始めて4か月が経過した頃からでしょうか。ホットフラッシュを感じる頻度が明らかに増してきたんですよね。

決まったタイミングでお薬を飲んで、注射もして、すでに副作用を感じていたので、その副作用がひどくなることって予想してなかったんです。なのでちょっとびっくり。

そのことを大学病院で先生に話したら、ホルモンバランスが順調に(この言い方で正しいの?)変わってきている証拠なので、十分あり得ることですよ。という返答。そうなんだ・・・(・_・)

眠い。なんだかとっても眠いんだ

眠い。とにかく眠い。

加えて、ここ2か月程度ですごく感じるようになったこととして、眠気があります。本当に眠い!!仕事中もつまらないときは(こら!)本当に眠い!!

特に眠いと感じたのは、仕事が終わって電車で家に帰る電車の中。運よく座ることができると、2秒で瞼が重たくなります。

息子を迎えに行って家に帰った直後も要注意。家に帰ったことでひと安心して、ものすごい眠気が襲ってくるんですよね。夕食の準備や洗濯、お風呂の準備としなくちゃならないことは山とあるというのに、どうしても一度座って目を閉じないとどうにもならない!ということが頻繁にあります。

今回それらのことを医師に話したところ、ホットフラッシュが増えたのも、急激な眠気に襲われるのも代表的な副作用なんだとか。特に眠気は、それが嫌でホルモン剤を拒否する人もいるくらいなんだそう。

私としては、ホットフラッシュも眠気も、体調不良としては受け止めていないので、原因がはっきりしたらそれだけで安心できました。

ちなみに、眠気は本当にすごいのが襲ってくるんですが、ほんの少し寝るとかなりスッキリできるので、どうしようもないときは10分だけウトウトして休憩するようにしています。といっても仕事中はできませんけどね。

手術の大体のスケジュールを決めました

さて、医師にいろいろと質問させてもらって安心したところで、今後の治療について相談しました。そろそろ当初想定していたホルモン治療半年という区切りが近づいてきましたので、手術をどうするのかなども聞いてみました。

医師もちょうど今回はその話をしようと思っていたそうで、具体的な手術の日程を提案してくれました。

コロナが落ち着く気配がないけど、手術することに

私の場合、癌がとても小さいことと、ステージ0であること、更にホルモン剤で進行はほぼ100%食い止められますので、コロナの状況が好転するまで1年でも引き延ばすことができるそうです。でも、そうすると私は今後1年間ずっとホットフラッシュを抱えて、時々とんでもなく眠気に襲われ続けるわけですよね。それはそれで・・・困るなぁ。しかも、ホルモン剤は高いので、ずっと気軽に続けるわけにもいきません。

そこで、コロナ終結の見込みは立たない中ですが、予定していた時期に手術に踏み切ることになりました。元々、そこまで大掛かりな手術にはならない想定なので、コロナがあっても気を付ければ大丈夫だろうという医師の言葉で決めることにしました。

ちょっと怖いけど、手術に踏み切ります!

手術予定は年明け1発目!

年明けの手術を決めました

踏み切ります!と言った矢先にさっそく問題が。今はコロナの影響で、本来は手術前日の入院でいいところを、2日前の入院が必要で、最短の入院期間が4日間必要なんですって。おおぉ・・・。ここだけの話、1泊くらいで行けるんじゃないかくらいの、軽い気持ちでいました・・・。4日間、息子をどこに預けられるか、そして学校をどうするかを決めないと。

その事情を医師に話したところ、学校が冬休みになる時期とかぶる時期での手術を予定しようということに。結果、年明け一発目、新年オペでいく方向になりました。

そのために、次回年内で早めのうちにもう一度受診して、手術前のMRIの日取りや、実際の手術の細かい日付の予約などをする方向です。今決めてしまっても私としては全然かまわないんですが、病院の予約システム上、あまり先の手術予約はできないようなんです。仕方ないな。

ともあれこうして、いよいよ手術を受けるということが現実として迫ってきました。どの程度乳房を失うことになるのか、MRIの結果が待たれます。

乳がんだけど、元気。でもやっぱり本当の元気じゃないの

乳がんだけど、元気。でも本当の元気じゃない

副作用はあるけれど日常生活は遅れているし、運動だってできる今の生活。自分としても、極力気にしないようにしているし、子供もいるからいつもいつも乳がんのことを気にしているということはありません。ストレスもそんなには感じていないと思う。

でも、ふとした瞬間に思うんですよね。例えばお風呂。共同浴場に行って気軽にお風呂を楽しむことも、もうできなくなるんじゃないかな。とかね。それに、おっぱいはなんと言っても女性のシンボルですから。なくなることを怖いと思うのは当然ですよね。

そんな不安な気持ちを吐き出す場所って意外とない。親しい友人にも心配時かけたくないし、職場の人にはそもそも伝えるつもりがないし。みんな、女性特有の癌を患った人は、こうゆう気持ちを常に抱えて生活をしているのかしら。みんなが安心できる、吐き出せる場所がちゃんとあるといいですね。

私の乳がんライフもいよいよここからが山場。ふんどし締めなおして頑張りますよ!!

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