息子はADHDかも?

前回、我が子の発達障害を疑って病院に行ってみたことをつづりました。それはそれで本当に良かったと思っています。小学校の担任の先生とも連携が取れるようになりそうですし、動いてみて本当に良かった。それはよかったんですが・・・。

学校と連携しようが何だろうが、息子は相変わらず毎日ぶっ飛んだことをしてくれます。うーん、毎日が刺激的・・・(⋈◍>◡<◍)!

息子は確かに成長を見せていて、ほんの数年前なら手を付けられないくらい泣きわめいたようなことも、今では落ち着いて理解できるようになりました。

じゃあなんだということなんですが、彼が成長しているのと同じように、彼を取り巻く生活環境も進化しているんですよね。学校生活も宿題や持ち物が増えたりして、それについていけないんです。

今回は、息子の今の状態と、今私が思っていることをまとめます。

息子はもしかしてADHDではないか?と思うようになりました

ADHDの特徴

画像はhttps://adhd.co.jp/kodomo/about_adhd/より引用

ADHDの特徴を調べてみました

ADHDは、Attention-Deficit/Hyperactivity Disorderの頭文字。日本語で「注意欠如・多動症(注意欠陥/ 多動性障害、注意欠如・多動性障害)」と言い、 自分をコントロールする力が弱く、それが行動面の問題となってあらわれる障害 だそうです。

大きな特徴としては下の3つがあるみたい。

  • 不注意:集中力が続かず、気が散りやすく忘れっぽい。
  • 多動性:じっとしていることが苦手。落ち着かない。
  • 衝動性:思いついた行動について、行ってもよいか考える前に行動してしまう。

この3つの中で、どんな傾向が強いのかは人によってさまざまで、どれかの特徴に偏っている人もいれば、混合タイプの人もいるんだそう。

その特性から「トラブルメーカー」だという評価を受けてしまうこともしばしば・・・なんて記載もありました。

息子のエピソードをいくつか紹介します

息子がADHDなのではと思ったのはこんなことが多いから

息子はADHDの特徴の中から、どれかに傾倒しているというよりも、混合型に近いのではないかな?と思います。いくつかそれを思わせるエピソードを。

息子にADHDの不注意傾向があると思ったエピソード

息子はとにかく忘れ物の帝王。月曜日は上履きを学校に行くときにちゃんと確認して持たせますが、2足持って行った上履きの1足を学童に持っていくのを忘れてしまう。金曜はその上履きを持って帰ってくるのを忘れてしまう。

忘れてしまったことを忘れてしまうので、給食用のランチョンマットなんかもザラに持ち帰り忘れるんですが、どこに忘れてきたのかが分からないことが多いんです。もちろん、大体の場合は学校の机の中に入っていますが、持ち帰って放置したとしてもそのことを忘れてしまうので、学校に忘れたと思い込んで見つからない・・・なんてこともよくあります。

忘れるのは物だけではなく、本人がよほど興味を抱いたことでなければ、言われたことや日々のルーティーンも忘れてしまいます。「このゴミ箱はペットボトルしか入れられないよ」と何度教えても、紙くずを入れてしまうんです。

息子にADHDの多動性傾向があると思ったエピソード

息子は人の話を座って聞くのが苦手です。勝手に立ち上がって歩いて行ってしまったりはしません。でも、ただ力を抜いてまっすぐ座っていることが苦手で、椅子をグラグラさせたり、足を動かしたり、常にちょっとずつ動いています。

まっすぐ座るのも嫌なのか、常に椅子に斜めに座っていて、片足が机の横に出ていることが多いんです。

息子にADHDの衝動性傾向があると思ったエピソード

息子は思ったらその通りにしたい気持ちが止められないところがあります。保育園児のころに感情のコントロールができず、泣きわめいていたときも、思ったことが叶わずそれを自分で納得できずに爆発するということが多かったようです。

先日息子が突然学童に自転車で登所したと学童から連絡がありました。もちろん自転車での登所は禁止ですし、息子は一度登所してからなぜか脱走し、自転車で戻ってきたらしいんです。ちなみにですが、我が家の住まいがある地域では、小学校低学年の子が一人で自転車に乗ることは禁止されていて、私も息子に許可したことはありません。

どうやら息子としては、お友達から注目を浴びられると思ったようなんですよね。男の子ですし、そういう気持ちがあってもちっともおかしくないと思います。でも、それを実行してしまうのが彼の自制心の歯止めがきかないところ。

こんな感じで、先日病院で「病的ではない」と言われたように、どれもしっかり言い聞かせるとしばらくは頑張れたりします。でも、不注意なので言い聞かされたということを忘れてしまうんですよね。

発達専門の病院を受診してみようと思います

これらのことを踏まえて、先日受診した病院とは別の病院を一度受診してみようと思います。それは、精神科。住まいのある市区町村の病院ではないのでこれまで受診の候補にしていませんでしたが、発達障害について専門的に診てもらえるところです。

そこにかかるつもりがあったんなら、最初から行けば良かったのに。そう思われませんか?思います。私が。でも、これが今現在2020年の辛いところ。コロナ禍で受診がうまくいかないんです。

実は今コロナで住まいの地域は発達専門外来が存在しない

コロナ禍であることを理由に、住んでいる地域で発達を専門に診ていて、なおかつ私があらかじめ相談していた発達センター(行政の機関です)の指定の病院は新患受付を中止しているんです。だから、発達センターから紹介してもらった、「発達専門ではないけれど、発達障害児の診察もしてくれる」病院にかかったわけです。こんなところにもコロナの影響とは。ちょっとアンラッキーですかね。

学校の対応を待とうかと思ったけど・・・

発達専門ではないにしても、信頼できそうだと感じた病院の先生に「学校との連携に重きをおいては?」と助言をもらったのにも関わらず、今私は専門の病院にかかろうと思っている。ちょっと矛盾してるかな?と自分でも思います。

せっかく病院と学校に相談して、納得のいく連携を取れそうなんだから、まずは様子を見てもいいのでは?そうも思っています。

親が主体的に動いていけないことはないだろうと思いなおしました

でも、少し前なら年齢的に思いつくことがなくて起こさなかったような問題を息子が起こすようになってきたことと、小学校に提出をした連携用のファイルからはまた状況が変わってきていると感じていることから、やっぱりちゃんと専門の病院で一度は見てもらいたいと思うようになりました。

受診したうえで、具体的な対応について私が学べたらそれを担任の先生に報告したらいいし、これまで気づいていなかった息子の可能性が見つかることだってあるかもしれない。受診したことでうまくいかなくなるかもしれないとは思えない。だったら一度受診してもいいよね。そう思ったんです。

縮こまって何もしないより、親子のためにももがいてみようと思うんです。

まとめ

我ながら、だったら最初っから専門機関にかかっときなよ。と、ツッコミを入れたくなります。やっぱりちょっとビビっていたんですよね。仕方がない。それが私だし、治りません。

一度受診したことで、私の中の「発達障害で病院にかかる」ことのハードルはとても低くなりました。それだけでも大収穫と思って、次の一歩を踏み出してみようと思います。

また進展があったら記事にしたいと思います。

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