4月25日に0期の乳がんと診断されてから10日。診断の翌朝からお薬の服用を開始してこれまでを診断後第一弾レポートとしてまとめておきます。
結論から言って、特にこれといって困ったこともなく、副作用も自覚するほどのことはなく、いたって元気に平和に過ごしています。今回はそれに尽きるので早々に終わってしまうのですが、「副作用があるお薬を始めたけど、始まってみたら意外とそんな大変じゃなかった」ということを記録しておきたいと思いますので今回のレポートを作成しています。
医師から出るかもしれないと言われていた副作用は、イライラや発汗、ほてり、またほてりによる不眠など、更年期障害に似た症状ということでしたが、今のところその中の一つも感じません。もしかして、しばらくお薬を続けることで徐々に出てくるかもしれませんが、少なくとも私の場合は、飲み始めですぐに副作用で大変・・・なんてことはありませんでした。
とはいえ、やっぱり気の持ちようは少し変わりました。週に一度晩酌したのを何となく控えるようになりましたし、これまで割となんでも「いいですよ、やりますよ」と引き受けがちでしたが、ふと「あ、これ引き受けてしまって大丈夫かしら?長引いて、癌の通院や手術の時期と重なったりしないかしら」と少し気にするようになりました。なんつって、まだ10日ですけどね(^^;)
癌患者にはなったけれど、体調もすこぶるいいし、副作用も今のところ出ていないし、GWはYoutubeを見ながらHAND CLAPを踊る始末。これでも体の中には癌細胞があって、放っておくことはできないのだから不思議な気持ちです。
今回はこれだけ!また病院でホルモン治療の経過をチェックしたらレポートします。
考えてみたら、一度こうして癌という診断を受けたら、完治したとしてもこれから先の人生は健康診断の位置づけがこれまでとは全く違うものになるだろうし、決して疎かにはできないでしょう。その意味でですが、一度癌と診断された私は、これからの人生を癌とともに生きていくのでしょうね。そう思うとちょっとズシッとくる感じはあります。
でもね。これまでの人生でも多くのものを受け入れて、一緒に生きようと頑張ってきたその中の一つです。人生も40年くらいになってくると、これから先の人生を一緒に生きていく相棒が体内に多かれ少なかれあるものですよね。深刻なものばかりではなくて。例えば歯槽膿漏とかさ。それと一緒。うまくやっていこうと思っています。