結婚時代、突然キレて大声を出す旦那が怖かった。
どこに怒るスイッチがあるのか分からず、いきなり怒る旦那にビクビクしていた。
壁や床を殴ったり、物を投げる旦那のことが本当に嫌で、いつか子供にも危害が及ぶんじゃないかってずっと怖かった。
そんな私が、離婚で手に入れたものをまとめました。
離婚するのは実際大変だった
結婚するのは意外と簡単にできるのに、離婚って本当に大変ですよね。
思い返してみると、弁護士と一緒に協議離婚を目指していた時より、調停をしていたときより、一番最初に離婚を言い出すときが一番怖かった記憶があります。
もしかして、逆上した元旦那に刺されるんじゃないか・・・。そんな気持ちでいっぱいだったのを今でもよく覚えています。
別居中は身の危険を感じたこともあった
私の場合は、結婚時代に私の実家の近くに家を買ったので、別居を始めて私が実家に移ってからも、元夫と最寄り駅が一緒だったんですよね。
だから駅で電車を待っていたら遠くから嫌な視線を感じて、振り向いたら元夫が睨んでいたということが何度もありました・・・!
今思い出してもゾワワワワ~!!
頼れるのは自分だけ!そう覚悟できるまでに時間がかかった
結婚時代、毎日夫が帰ってくるのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。
だって、いつどんな理由でキレだすか読めないんですもん。
家の中に爆弾があるみたいな気持ち。
旦那が家の中にいると気持ちが安らがなくて、休みの日なんて大嫌いでした。
でも、それでも離婚に踏み切るのってすごく勇気がいるんですよ。
家を買ってしまったし、子供もいるし。
自分さえ我慢すればうまくやっていけるのではないか?
旦那がいつか変わるのではないか?
そう思って期待してはまた怒鳴られ、暴言を吐かれての連続。
「この人には何一つ期待してはいけない。頼れるのは自分だけ!」そう思えるまでにはすごく時間がかかりましたし、実際「これ以上この人と一緒にいたら殺されるかもしれない」と思って初めて踏ん切りをつけることができたんです。
離婚が本当に正解なのか、決心がなかなかできなかった
離婚するってことは、子供から父親との生活を奪うことになります。
酷い父親だからとか、どうせいたって何もしてくれないからとか、そうゆうことは子供にはあんまり関係なくて、「ぼくんちにはお父さんがいません」ということを生み出してしまうことには変わりないということ、それが一番の懸念点でした。
それでいつまでも決心ができなかったんですが、今思えばそれは私の甘え。
私のせいで「ぼくんちにはお父さんがいません」という状況にしてしまうのが怖かったんです。それが正解なのか確信が持てない。
例えば、すごく倫理的に良くないのですが、同じシングルマザーになるのでも、離婚ではない場合もありますよね。
口に出さないまでも、そうなることを望んでいる自分がいて、それが本当に苦しかったです。
離婚したら幸せが広がっていた
そんな風に、結婚時代の旦那の記憶は嫌な事、苦しいことばかり。
一緒に心から笑ったのは入籍前までで、入籍以降はいつも突然キレるモラハラ夫を腫れ物に触るように接して、最大限気を遣って生活していました。
それがいざ離婚してみたらどうでしょう。
そこに広がっていたのは、安心感と幸せ!
経済的には苦しかった
私の場合、幸せだなと感じるようになったのは、離婚後実家からも出てからのことなのですが、とにかく最初は経済的には大変でした。
離婚もろもろで仕事を失っていた私。
無職の状態で、新しい保育園に自分の求職、最初は幸せを感じる余裕がないほどお財布の心配をしていたし、仕事が決まるまで毎日心配でたまりませんでした。
息子の成長とともに、経済的にも安定してきた
だけど、仕事が決まって以降も毎日目まぐるしく過ぎていく日々を頑張っていたら、いつの間にか生活が安定してくるんですよね。
そうすると、改めて旦那がいないことが幸せに感じるようになってきました。
例えば休みの日にピクニックに行くとき、ゲームばかりしている旦那に気を遣わなくても子供と行きたくなったら行けばいい。
それだけのことがすごく幸せ!
自分のわがままのためにキレたり、不機嫌になってドアを乱暴に閉めたり、わざと足音を大きくしたりしてアピールしてくる人が家の中にいないというだけでこんなにも幸せなんだと実感しました。
突然キレて怒鳴る旦那がいない!安心して生活できる幸せ
出かけるとき、子供の支度は何もしてくれないのに「準備が遅い」と怒る旦那がいない幸せ。
車を運転していて、ちょっとしたことですぐに苛立って言葉がきつくなる旦那がいない幸せ。
家事や育児に協力してくれなくて、それに対して意見を言ったら途端に怒鳴りだす旦那がいない幸せ。
言い出したらキリがないんですが、とにかく家の中に旦那がいないということで、こんなにも気持ちが伸び伸びとして安心していられるんだということに気づいて、離婚して本当に良かったと思いました!
夜、子供が寝てからの自分時間に旦那がいないことが最高に幸せ!
結婚時代は、子供を寝かしつけた後、旦那がゲームをしていたりテレビを観ていたりしてリビングにいるとそれだけで胃が痛く、子供と一緒に朝まで寝てしまおうかと思うことがよくありました。
本当は私だって、子育ての息抜きに夜の時間を楽しみたかったけれど、旦那がいるから同じ空間にいるのがしんどいので我慢してしまったりしていたんですよね。
それが離婚して、息子と2人暮らしになってからは自由そのもの!
副業を考えたり、自己啓発的なことをしたいと思えたのも離婚後からでした。
思えば、結婚時代はそんなことに気を回すことすらもできない状態だったんですよね。
休みの日、家事もしないし育児もしない旦那がいないことが幸せ!
お休みの日って、主婦には苦痛だったりしますよね。
私も、私自身もフルタイムで仕事をしていて大変なのに、その上休みの日に旦那が何も手伝わずにゲーム三昧。
しかもそれを指摘したらキレるわ、暴言を吐くわで大変でした。
「誰のせいで暮らせてると思ってるんだ!」という、お決まりの台詞を浴びせられたこともあります。
共働きだったし、年収同じだったのにです。
離婚後はそんな旦那が家の中にいないので、気持ちがとっても晴れ晴れ。
自分が家事をしなくてはならないことも変わらないし、別になにも楽になっていないと思いますが、自分を攻撃してくる人がいないという環境はこんなにも安心して暮らせるものなんだと実感しました。
姑が突然襲撃してこないことが幸せ!
結婚時代は姑がことわりもなくいきなり押しかけてきては、長時間居座ったりあれこれと注文を付けてきたんですよね。
元夫はマザコンだったのでそれが嬉しくて、私が不満を漏らしたりすると烈火のごとく怒ったものでした。
突撃してくるだけではなく、突然に呼びつけられることも多くて、仕事をしながら貴重な休日が毎週のように潰されるのは正直うんざりでした。
それがもうない!
休日を休日として過ごすことができるって素晴らしいです!
実家の悪口を言われないことが幸せ!
元旦那や姑は、よく私の両親のことを話題にしていました。
特に実母のことは悪く言うことが多くて、それが気分悪かったんですよね。
私自身は実母と本当にそりが合わなくて、私こそが実母のことを悪く思っているのに、それでも人から悪口を言われると腹が立つもの。
なんでわざわざ私に実母の悪口を言ってくるのか本当にその神経が分かりませんでしたし、ものすごいストレスでした。
それが無くなってスッキリしました!
今思い出しても、何でわざわざ嫁の実母の悪口を言いに来るのか、皆目見当もつきません。
突然キレて暴れる旦那に毎日ストレスを感じているなら、離婚は選択肢の一つと知ってほしい
こうして振り返ってみると、日々のそこかしこにストレスがあったんですよね。
毎日が憂鬱で占められていて、朝も昼も夜も愚痴を言うことばかり考えていました。
どうしたら自由になれるのか、どうしたらいいのか、ぐるぐる考えるばかりで、離婚という選択肢を選ぶことをずっと躊躇していました。
それはやっぱり子供のためでもあったし、もしかしたら親の手前とか世間体とか、職場結婚だったからとか・・・そんなこともあったかもしれません。
だけど、踏ん切りをつけて離婚する決心をしたら道が開けたし、今、シングルマザーとして本当に幸せです。
苦労はするけれど、シングルマザーとして生きるのはとてもハッピー。
苦しみながら、嫌な気持ちで毎日毎日を繰り返すなら、離婚も一つの選択肢だと知ってほしいです。