「モラハラを受けていました」 「元旦那がマザコンでした」 「元旦那が金銭問題を抱えていました」

このような話をすると、高確率で言われる言葉、「なんでそんな人と結婚したの?」。

今回は勝手にこれに噛みついていきます。

なんでそんな人と結婚したの?という質問

今回のお話を手軽に音声でお聞きいただけます。

なんでそんな人と結婚したの?

この質問、私も何度か言われたことがあります。

結婚時代、元旦那のモラハラとマザコンと金銭問題が辛い上、私が作った食事を夜な夜な捨てられていたあの頃、当時の友人にその話をすると高確率で言われていました。

大体は旦那の愚痴を言ったとき、元旦那のモラエピソードを話したときに言われる

旦那に対してストレスがたまったときや、離婚直後や離婚準備中などの場合、旦那さんの悪口を言いたくなりますよね。

聞いてくれる友達がいて良かったと思った矢先、ため息をつきながら言われるんですよね。

「なんでそんな人と結婚したの?」と。

そんな人と分かっていたら結婚などしていない

そんな人と思って結婚したのではありません

いやいや待ってくれ。

そんな人と知っていたら結婚してないって。

結婚する前に相手のことを見極められなかったあなたが悪いよ、みたいなニュアンス含めるの本当にやめてもらえない?

ただでさえストレス溜まってるのに、この上結婚したことまで責められたらもう立っていられないよ。

モラハラする人間は籍を入れることが本性を現すトリガーになる

私の元夫はモラハラ野郎でしたが、これは籍を入れた後分かったことでした。

それまでは一切モラハラのモの字も感じさせない穏やか星人でした。

ところがどっこい、ガラリと変わるんですよ。籍を入れた瞬間に。

婚姻届けを出してわずか1か月後にはモラハラ野郎の頭角を表していました。

入籍はモラハラ野郎にとって、トリガーになるのです。

結婚前に一緒に住んでも本性を現さない

入籍がモラハラのトリガー。

私は本当にそう思っています。

というのも、籍を入れる前、半年程同棲していましたが、それでも彼はモラハラ気質を全く見せなかったからです。

むしろ、サプライズでプレゼントをくれたり、家事をできるだけ分担しようとしたり、抜けているところが多かったですが非常にいいパートナーだったと記憶しています。

きっと、彼にとっても結婚は多少無理をしてでも手に入れたいステイタスだったのでしょうね。

なんでそんな人と結婚したの?に変わる言葉を考える

私が結婚時代に味わったことといえばこんな感じです。

まるの結婚時代イヤだったこと

・怒鳴られる

・暴言を吐かれる

・お金を使い込まれる

・マザコンを見せつけられる

・シスコンが病的

・作った食事を捨てられる

・物に当たられる、物を投げられる

・あることないことを共通の知人に言いふらされる

・結婚前の財産を当てにされる

・殴られそうになる(殴ろうとするアクションのみ)

これらすべてが、一緒に暮らしても籍を入れる前は分からなかったのです。

やればできるんだから、一生隠していれば良かったのにね。

そもそも、愚痴を言ったり旦那の悪口を言わずにいられないとき、本人はとってもストレスが溜まっているし追い詰められているんですよね。

そんな状態の人に追い打ちをかけるようなことを言ってはいけません。

そして相談する側も、「なんでそんな人と結婚したの?」と言ってくるような人を相談相手に選んではいけません。

(この手のことを言ってくる人はあれです。あれな感じの人が多いのですよ。)

なんでそんな人と結婚したの?に替わる言葉

なんでそんな人と結婚したの?に替わる言葉

とはいえ、心の底から「なんでそんな人と結婚したの?」と言いたくなるようなエピソードが飛び出ることは実際にあるんですよね。

そんなときはこう言いましょう。

「そんな人がこの世の中に存在するなんて思ってもみなかったよね。」 「何そいつ!?クソじゃん!」 「人は見かけによらないものなんだね!」

ね?

同じようなニュアンスで言っていても、相談してくる人を責める要素を取り除くことはできるんですよ。

結婚は自己責任だが、人間関係はそこまで簡単ではない

人間関係はそこまで単純ではありません

結婚は実際自分で決めるものです。

自己責任ですよね。

でも、自己責任だからということで何もかもを自分の責任とすることは違うと思うんです。

文化的で幸せな生活をおくる権利は誰にでもあるんですから。

「なんでそんな人と結婚したの?」という質問は、本人が何度も自問自答している問題です。

結婚や離婚について悩みを聞いたとき、「なんでそんな人と結婚したの?」という言葉は使わないようにしていきたいものです。

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