結婚時代は毎日が憂鬱でたまらなかった私。
元夫が帰宅する物音がすると心底がっかりしていたものです。
理由は元夫のモラハラとマザコンと不潔と偏食と金銭問題と…
挙げたらきりがありませんね★
そんな状態だった私も離婚して早7年がたち、今は毎日が幸せそのもの!
元夫への気持ちが当時と今とでどのように変化したかをお話していきます。
目次
あの頃は大変だった…我が家の離婚について
元夫と結婚したのは私が30歳の時。
お付き合いして半年程度でできちゃった結婚でした。
今思えばですが、避妊なども何を言ってもちゃんとしてくれなかった。
そういうところも元夫の人格をよく表していたのでしょうね。
当時は気づくことができず、むしろちょっと(ちょっと?)ズボラな私にはちょうどいい緩い人くらいに思っていました。
年齢も年齢だし、妊娠したことで即結婚という運びになりました。
今思えばその頃から大間違いだったんですね~…。
離婚理由はモラハラ(その他たくさん)
元夫は籍を入れたとたんに人が変わってしまったようでした。
まず変わったのは私への気遣い。
結婚前は元夫なりに気を遣って生活していて家事もしたりしていました。
ところが結婚した途端、本来持っていたマザコンという顔を隠さないようになりました。
お金の使い方も派手で、自分は全く貯金もないのに職場の後輩にお酒をおごったりして常にお金がありませんでした。
それに対して意見すると「結婚に失敗した」とか「本当にお前は性格が悪いな」などと怒鳴り散らすようになりました。
子どもが生まれてからも、私が毎日寝不足でフラフラなのに夜中に友人を家に招いてリビングで飲み会をしたりして私は元夫が家にいるということ自体をストレスに感じるようになりました。
そうした元夫の態度は月日が過ぎるうちにどんどんエスカレートしていきました。
元姑も元々ものすごく介入してくるタイプの図々しい人だったこともあり、元夫・元姑・義姉で常に見張られているような意識になっていました。
そんなことがずっと続いて、「このままでは子供を守れない」と感じて私は離婚を決めたんです。
弁護士をはさんでの離婚まで1年がかり
いざ離婚を決めてからすぐに私は弁護士と契約。
弁護士と相談して身の回りの最低限の物をまとめてあらかじめ実家に移動させてから元夫に離婚届けを突き付けて家を出ました。
元夫からしたら晴天の霹靂だったみたい。
でも、夫婦仲は最悪。会話もなく私も全く話さなくなったのに全く離婚を予感していなかったなんてどれだけ私に対してあぐらをかいていたんでしょうね。
要するに結婚したことで完全になめられてしまっていたんですよね。
モラハラをする人ってそんな風に相手を見下して舐めくさって、それでも大丈夫な相手だとタカをくくるとどんどん安心して攻撃するのでしょう。最低です。
その元夫は最初、私の弁護士に対しても図々しく自分の希望を語りました。
私を見下しているからか、私の弁護士ですら自分の言うことを聞いてくれると本気で思っていたみたい。
今にして思い出しても狂っています…。きも。
でもそんな訳ありません。
だって私の弁護士だもん。
自分の身勝手な言い分を聞いてもらえないと分かるや、元夫が取った作戦は『無視』。
弁護士が連絡しても、郵送物は「ポストを見ていないから知らない」ととぼけ、電話には出ず、メールは無視する始末。
半年から10か月くらい協議離婚に向けて弁護士に頑張ってもらいましたが、元夫のそうした嫌がらせに手続きは遅々として進まず、結局調停での離婚となったのでした。
離婚後も問題ばかり…結局全部で2年かかった
離婚は調停でどうにか成立したんですが、私の離婚劇はそれだけでは終わりませんでした。
というのも、元夫と私は共同名義で戸建てを買っていたんです。
貯金がなかった元夫一人ではローンが組めず、共同名義で購入していたんです。
だから私もローンを支払っていました。
でも、私はもうその家には住んでいない。
元夫が一人で居座っていて、売却のために退去して欲しいという再三にわたる連絡をすべてスルーして実に2年間居座りました。
その間、私はずっと自分のローンを支払い続けました。
それも元夫の狙いですよね。
モラってやつは本当に、攻撃したい相手への嫌がらせのためなら労力を惜しまないクズ野郎です…。
離婚成立後もそうした元夫の嫌がらせに辟易しつつ、合計3つ調停をしてどうにか全部解決させたのでした。
別居開始からすべてが解決するまでに要した時間は実に2年!
本当に不毛な時間でした…。
離婚直後の元夫への気持ちは「二度と顔を見せるな」だった
そんな状態で離婚とその後のトラブル解決に奔走した私なので、離婚できたときは本当にうれしかったです。
と、同時に、元夫への嫌悪感もマックス!!
正直もう二度と関わりたくないと思っていたし、実際元夫の姿を見ると具合が悪くなるほど精神的にも参ってしまっていました。
元夫がどこで野垂れ死のうがどうでもいい、もしそうなったとしても私には関係ない。
一切の縁を切ってとにかく他人になりたい(養育費は別だけど)。
それが私の気持ちでした。
よく、離婚が成立したあとも元夫を憎んで、どうにか貶めてやりたいなんている話を私の周りでは聞くことがあったんですが、私は違いました。
嫌いだけど、貶めてやりたいというよりとにかく関わりたくない。
だって、貶めたいってことは今後も元夫との関係を続けるってことでもありますよね?
私はとにかく縁を切りたい。
結婚時代の数年と離婚に要した2年、全部丸ごと嫌だった。
だからリセットして元夫の存在自体をなかったことにしたかったです。
離婚から早7年。現在の元夫への気持ちはというと…
今はそんな離婚劇から約7年。
元夫への気持ちが変化したかというと…
今や元夫は完全にどうでもいい存在
別に変化してないです(笑)
むしろ今や元夫の存在は私の中でなかったことになりました(笑)
離婚直後は「縁を切りたい。忘れたい」だった気持ちが、実際に「縁が切れた関係のない人」に変わったくらい。
今現在も養育費の振込と面会交流は続いていますが、それ以外の連絡は一切ありません。
面会についても、離婚後7年間第三者機関に間に入ってもらっていたこともあって私が元夫と直接連絡を取る必要がなかったのも良かったんです。
今は第三者機関の使用は終了したけど、息子と元夫との直接のメッセージのやり取りを指せているので私は話す必要なし!
もちろん息子のやり取りは全部見ているし、こちらから送ることは息子と相談して決めているのでノータッチではありませんが。
そんなだから元夫に対しては、無関心という一言に尽きます。
養育費をもらっているのだから感謝はないのか?
養育費は元夫の義務です。
そして私はもっと多くの金額と時間と労力を使っているのだから、感謝するのもどうなんですかね?
しかも元夫は初回の養育費の支払いをせず、弁護士と裁判所から厳重注意を受けた前科持ち。
それ以降はちゃんと支払ってくれていることに対して好感は持っていますが、だから感謝して会いたくなるなんてことは一切ありません。
憎しみは残っていない。というか憎む労力費やせないくらいどうでもいい存在
ということで、元夫を憎む気持ちは離婚後全くなくなりました。
というか、せっかく他人になれた、縁が切れたのだから元夫のことを思い出す時間なんてもったいないです(笑)
今、私が元夫に対して持っている感情は、『無』(笑)
だって、例えば初対面で気が合わなさそうだなって思う人がいるとします。
初対面だし、もう会わなければ済むと思えば揉めようとも思いませんよね?
さっさとお別れして二度と会わなければ済むし、あとから思い出すこともないでしょう?
私の元夫に対しても気持ちは今、それくらいのものです。
わざわざ辛かった頃のことを思い出して憎むなんて時間の無駄!
今の私の幸せな生活に元夫が入り込む余地なんて1mmもありません。
離婚して良かった!今が辛くても必ず幸せが待っていると伝えたい
私の周りには何人か離婚しているシングルマザーがいて、離婚してから数年たってからの気持ちや幸福度を比べると、もちろん数値化はできないのだけど、元夫に対しての憎しみや攻撃したい、負かしてやりたい、謝らせたいという気持ちを引きづっている人ほど幸福感が薄いと感じます。
私が元夫に対して「もうどうでもいいから縁を切りたい。関わりたくない」と思ったのは偶然で、先を見越した気持ちではなかったけれど、結果としてそれは間違っていなかったと思います。
せっかく幸せになるために離婚できるんだもん。
不幸の元凶のことをずっと考える必要なんてないし、そんな時間もったいない!
わざわざ自分を不幸にするより、これからの幸せのためにお金も時間も労力も使った方が絶対に有意義だと思います。
今、モラハラを受けていて辛い気持ちの人がきっといると思います。
離婚したい。でも怖い。
でも今のままモラハラ夫と一緒にいるのも・・・
そんな風に堂々巡りの考えになってしまう気持ち、すごくよくわかる。
そんな人に伝えたい。
離婚の先には苦労もあるけど、すごく大きな幸せが待ってる。
頑張りは裏切らない。
大丈夫。
幸せをつかんでいきましょう。