ホルモン剤の副作用をレポート

4月終わりに0期の非浸潤性乳がんと診断された私。それから毎日、ホルモン剤を服用し、加えて効果が長く続く注射のホルモン剤も同時に処方してもらって、手術までにできるだけ癌を小さくすべく頑張っています。

お薬治療を始めて約4か月がたち、感じる副作用などに変化を感じるようになりました。今回は今の副作用や体調などを書き留めておこうと思います。

ホルモン剤を服用し始めて4か月。今の体調は?

ホルモン剤を服用し始めて4か月たった今の体調

9月上旬現在、ホルモン剤を服用するようになってから4か月がたちました。ホルモン剤は、毎朝錠剤を1粒服用しています。また、それに加えて、3か月間効き続ける注射のホルモン剤も投与してもらっています。注射は、もうすぐ効き目が切れるので、次の病院の予約が近くなってきた状態です。

そんな私の今の体調はというと・・・?

基本的に元気。仕事にも普通行ってます

相変わらず元気です。全然体調不良は感じません。元々、今見つかったのがスーパーラッキーなくらい早期の乳がんですから、体調に影響があるようなことは全然ありません。

乳がんと分かってから我が家で発生した変化はというと、息子のADHDが分かったことと、私がひそかに転職活動を開始したことくらいでしょうか?私自身の体調とはあまり関係ありませんね。

ただ、息子のことや仕事のことで、ストレスをためることは増えたかもしれません。もしかしたら、新型コロナウィルスの一連の外出自粛の影響もあって、都内某所(すんごい田舎)在住の我が家もレジャーは我慢する日々。そんなことも影響しているのかもしれませんね。ストレスは絶対よくないと思うので、日々気持ちよく過ごしたいと思っているんですが、息子のこととなるとどうしても気持ちが浮き沈みしてしまう、まだまだ半人前の母です。

ホルモン剤の副作用は感じる?

私が服用と投与を続けているホルモン剤は、副作用があることがあらかじめ分かっています。どんな副作用かというと、いわゆる「更年期障害」の症状。というのも、ホルモン剤で乳がんを大きくしようとしている女性ホルモンの働きを止めて、女性ホルモン自体を一時的に体の中から減らしているからなんです。

その副作用、最近はどうかというと・・・?

徐々に副作用が強くなってきたように感じてる

服用や投与を始めたころよりも、ここ1か月くらいの方が副作用が顕著に出ているような気がしてきました。体調不良を感じるようなほどではありませんが、ホットフラッシュといって、カ~ッっと顔がほてって、汗が出てくる感じ、そんな症状を副作用として初期のころから感じていましたが、その頻度が明らかに上がってきたように感じます。

仕事をしていても、1時間の中で突然熱く感じて汗ばむ瞬間が何度もあったりして、打ち合わせなんてしていると、人目もあるのにちょっと恥ずかしいなと感じたりして。まあ、恥ずかしいとか言いつつも遠慮なくうちわであおいでいるので、はたから見たらただの暑がりだと思いますが。

ホルモン剤の副作用とはこれからも上手に付き合っていこうと思う

副作用で汗をかいていても、体調自体が悪いわけではないので、そんなに大変だとは感じません。汗をかいたら拭いたらいいし、熱いと思ったらうちわであおげば済むからです。

でも、先述の通り、息子のことなどでちょっと精神的に敏感になってしまっているところがあるかもしないと感じてもいます。自分としては大丈夫そうだと感じてはいるんですが、ホルモン剤には精神的な落ち込みやイライラ感といった副作用もあるので、あまりネガティブな気持ちにとらわれていると、そこから出てこられなくなるかも・・・という、漠然とした不安みたいなものはあったりもするんです。

だから、ある程度適当にやり過ごして、うまくいかないことも「まあいいや」と流していくように気を付けています。気持ちを楽に保って、楽しいことに使う時間を増やすようにして、副作用とうまいこと付き合っていきたいなと思っています。

予定では乳がん手術まで半分を切った、今の気持ち

手術まで半分を切った今の気持ち

正直、ホルモン剤を飲みだしてからはずっと、「これは副作用かな?どうかな?」と、些細なこともふと気になったりしています。もちろん、気にしないほうがいいのでしょうが、私の場合、気にしないほうが難しいので気にすることは自由に気にしています。変な言い回しですね。

新型コロナウィルスがどうなるか分かりませんので、手術の予定は不透明ではありますが、一応当初の予定ではあと2か月でホルモン剤治療が完了して手術ということになっています。失われる乳房の範囲がどこまでなのか、やっぱりそこは気になります。でも、ありがたいことにこのようにしてホルモン剤治療の機関を設けてもらったことで、随分と心の準備ができているし、これだけ準備しても手術で取り去らなくてはならない範囲が大きいのなら、それはもう仕方のないこと。避けられないことなのだと思えるんじゃないかなと感じています。何より、まだまだ元気でいないといけないしね。私の魅力はおっぱいだけではありませんし。

引き続き、うまく副作用とお付き合いしつつ、手術目指して頑張ります!

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