スマホ決済のポイント還元率はどう変わる?

2019年10月から消費税が10%となり、消費者の負担がまた少し増えました。ですが、キャッシュレス決済を上手に使った人にとっては、昨年10月から今月(2020年6月)にかけては増税の影響をさほど感じることなく過ごせたばかりか、ポイント還元で少しばかり得をしたなんて人もいるのでは?

かうゆうまるもキャッシュレス決済に助けてもらった一人。主に楽天PayとJCBのクレジットカードで暮らしてきました。だから、今月でキャッシュレス還元事業が終わってしまうとお得がなくなり消費税10%の影響をもろに受けてしまう・・・。あ~~ぁ(’皿`;)です。

今回は、キャッシュレス還元事業終了後の各キャッシュレス決済の還元率をスマホ決済に絞って考えてみました。

キャッシュレス決済をおさらい。どんな種類があるの?

キャッシュレス決済のおさらい!どんな種類があるの?

随分と耳になじんだキャッシュレス決済ですが、どんなものだか確認しておきましょう。キャッシュレス決済とは、その名前の通りでキャッシュを使わずに済ませられる決済方法のことを指します。ですので、次にあげるような決済方法はすべてキャッシュレス決済に当たります。

クレジットカード

まずはおなじみのクレジットカード。キャッシュレス決済がメジャーになる前からずっと使われてきた決済方法ですよね。家賃などの固定費の支払いをクレジット払いにすることで、ポイントなどをお得に得ているという人も多いのでは?

デビッドカード

クレジットカードのように使用できるのに、与信審査がなく、口座に持っている金額以上に使いすぎる心配もないのがデビッドカード。クレジットカードと違って、即時引き落としとなりますのでカードを使うのがちょっと心配という人にもおすすめな決済方法です。

電子マネー

今や大手コンビニやスーパー各社が持っていると言ってもWAONとnanacoを愛用しています。曜日や特定の日でポイントが加算されることも利点ですし、ためたポイントをそのお店のお買い物で使用できるのも分かりやすくて便利。

モバイルウォレット

キャッシュレス決済と聞いて、思い浮かべるのはスマホ決済という人も多いのでは?あっという間に消費者に浸透しつつありますね。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からも、現金の受け渡しを避けるためにスマホ決済を導入する人が増加したという調査結果もあるそう。

キャッシュレス還元事業終了後、各スマホ決済の還元率はどう変わる?

https://cashless.go.jpより引用

2019年10月から、キャッシュレス決済のポイント還元事業がスタートしました。大手コンビニ各社での決済では2%還元であることをはじめ、上の画像があるお店で最大5%のポイント還元が受けられるという、キャッシュレス決済を使ってさえいれば増税の影響を最小限にできる消費者に嬉しい制度です。でも、この事業もいよいよ6月末で終了。クレジットや電子マネーはキャッシュレス事業が開始する前に戻るだけと考えればいいのですが、消費税増税前からキャッシュレス還元事業期間中に普及が進んだスマホ決済は、ポイント付与率などがどうなるのかイマイチ不明。そこで、3社のスマホ決済で7月以降のポイント還元率がどのように変わるのか調べてみました。

PayPayの還元率

画像引用元: https://paypay.ne.jp

まずはPayPay。宮川大輔さんをキャラクターに起用したCMはすごくインパクトがありました。

キャッシュレス還元事業終了後は、PayPay加盟店での請求書払いについてはポイントが0.5%。Yahoo!JAPANの対象サービスについては1%のポイントが付きます。これが基本分。

更に、前月の100円以上の決済が50回以上で0.5%加算。

更にさらに、前月の利用金額10万円以上で0.5%加算。これ、私は絶対ないな。

これらを足して、対象加盟店の請求書払いは最大1.5%、Yahoo!JAPANのサービスなら最大2%のポイントが還元されることになるそうです。

1.5%か。PayPayは特にキャンペーンがすごかった印象があったので、減るなあ・・・という感じがします。

楽天Payの還元率

次は楽天Pay。まるは基本楽天Payユーザーです。

楽天Payは、楽天のクレジットカードを支払元に紐づける、楽天銀行かラクマからチャージ、たまっている楽天ポイントの使用はすべて1%。楽天カードからチャージしたときのみ1.5%の還元率で、それが最大です。

PayPayと一緒ですね。そうなんだ~~。

LINEPayの還元率

LINEPAYは使ったことがなくて知らなかったんですが、2020年5月からポイントシステムが変更になったようです。それまでの「マイカラー」に変えて、「LINEポイントクラブ」がリリース。LINEポイントクラブの特徴は大きく3つ。

  • Visa LINE Payクレジットカードを持たないユーザーは、LINE Payの基本還元率が0% (@@;)
  • Visa LINE Payクレジットカードを持たないユーザーの利用特典は「クーポン」 に。
  • 過去6カ月に獲得したLINEポイントの実績で特典の大きさが変わる

Visa LINE Payクレジットカードがないとポイントが0%・・・?ハードル高めなんですね。ただし、持っている人は1%~3%という高い水準のポイント還元を受けることができるようになっているようです。どっちがいいのかな?

まとめ

いかがでしたか?今回は来月(2020年7月)からキャッシュレス事業終了後のスマホ決済のポイント還元率を調べてみました。お得な期間は終わっても、現金よりもキャッシュレスの方が多少お得であることは変わりなさそうです。

消費税って避けることのできない税金ですし、家計を直撃するんですよね。給与が増えるでもないのに税ばかり増えていくなあ・・・なんてぼやきたくもなりますが、ぼやいたところで現状は変わりません。だったら、できるだけお得に買い物できる方法を知って、その時に備えましょう。

なんでも7月からは新しくマイナンバーカードを使用した「マイナポイント」なる制度が始まるとか。何それ??次はマイナポイントについて調べてみたいと思います。また記事にしますね。

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