シングルマザーの転職活動 |  面接で聞かれることといえばこれ!

仕事に家事に育児にと毎日がジェットコースターに乗っているかのような目まぐるしさの私たちシングルマザーにとって、「あと一つやることが増える」状態はなかなか大変なこと。暮らしをより良くするために転職したいという気持ちはあるけど、そのためのスキルアップや転職活動をする時間を捻出することがしんどかったりしますね。でも、今現在パートやアルバイトで生計を立てているなら、正社員や契約社員へのステップアップは頑張っておきたいところです。そんな私たちシンママの前に立ちはだかる面接での質問がコレ。

「お子さんがまだ小さいのですね。急な病気の時などに助けてくれる人はいますか?」

いねーわ!いねーから苦労してんだわ!と、面接のおじさまの薄い頭を掴んで回してやりたい…は言い過ぎですが、この質問。必ず聞かれるんですよね。今回はこの質問の答え方を考えました。

聞かれたらこう返す!ベストな返答はコレ

面接時に子供がいることが分かると、面接官は必ず聞いてきます。「お子さんがまだ小さいのですね。急な病気の時などに助けてくれる人はいますか?」と。面接のときは嘘をついても後々いいことがありませんから、できるだけ正直に答えたいところです。

だからといって、「実は子供の急な発熱などの時に近くに頼れる親類はおりませんので、その際はお休みさせていただくことになります。インフルエンザなどの伝染する病気の時には1週間程度お休みすることになります」と真っ向から言ってしまって「よし!気に入った!採用!」となることはあまりないでしょう。面接官が男性ならなおさらです。

こんな時ベストな回答はこれ。「子供の急な発熱の際にはやむを得ずお休みさせていただくこともあるかもしれません。ですが、病児保育と病後児保育にも申し込みをしていますので、お休みは最小限にできると思います」。

この質問に対しては、お休みする可能性自体をごまかすのはNG。そんなことをして、就業開始後に困るのは自分です。ちゃんと本当のことを言いながら、できる備えはすべてやっていますよ、とアピールすることが大事。実際のところはお仕事自体で頑張って評価をされれば、たまに休んでしまっても職場の仲間のカバーで何とかなるケースが多いのです。それでも面接時には面接官もこの質問をしないわけにはいきません。慌てないで返答できるようにしておきましょう。

実際就業に当たって申し込んでおきたい「病児・病後児保育」

さて、面接のときに「病児保育・病後児保育」に申し込んでいることを言うためには、面接前に実際申し込みを済ませておく必要があります。ここはのちのちの信頼関係に必要ですからきっちりとやりましょう。普段通っている保育園に病後児保育の受け入れ制度がない場合、近隣で開催している保育園を探すことになります。病児保育は病院施設で開催していることがあるようですので、お住いの市区町村のホームページを見てチェックしたり、時間的に余裕があるなら役所に行って話を聞きましょう。申し込みも、役所に提出するのか施設に直接申し込むのかは施設によって異なります。しっかり確認しておきましょう。

転職活動頑張ろう!

今は小さくすぐにお熱を出す子供たちも、年々強くたくましくなります。急なお休みにビクビクする日々はそんなに長くは続きません。せっかく将来のことを見据えて始めた転職活動ですから、あきらめずに頑張っていきましょう。

シングルマザーの転職活動は不採用で当たり前!企業側が最初に見るのは私たちシングルマザーの頑張る姿勢でもなければ持っているスキルでもありません。シングルマザーであること、ひとりで子育てをしていることそのものが就業開始後になんとなく不都合を起こすのではないかという漠然とした思い込みです。そんな理由で私たちを採用しない企業にはもともとご縁がないのです。私たちの方から願い下げです。それくらいの気持ちで、どんどん数を当たっていきましょう。

ご縁があって採用がもらえたら、そこで精いっぱい頑張ればいいのです。仕事ぶりで得た評価は、たまに急に休まなければならないくらいのことでは揺らぎません。それに考えてみてください。急に体調を悪くするのは何も小さい子供に限ったことではありません。いい年をしたおじさんだって熱を出すときは出すんです。周りの人がお休みするときにカバーに回ってあげる。その代わり、自分のお休みはカバーしてもらう。私たちシングルマザーもそのようにして、人と助け合って頑張っていきたいですね。

まとめ

いかがでしたか?今回は面接のときに必ず聞かれる質問の答え方について考えました。不採用の連続だと費やした労力と時間に悲しくなりますが、ご縁のある職場は必ずありますから、めげずに転職活動を頑張りましょう!

どなたかの面接のちょっとしたお役に立てたらうれしいです。

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