シングルマザーに家は買えるか

結論から言います。

シングルマザーに家は買えます。

シングルマザーだろうが独身だろうが夫婦だろうが、支払い能力があれば住宅購入は可能です。

とはいえ、シングルマザーは子供を抱えて自分一人の収入で生活している人が大半なので、やっぱり経済的には大変な人が多いですよね。

今回はそんなシングルマザーの住宅購入について、実際私が内見をしたエピソードと絡めてご紹介します。

シングルマザー、家が欲しい!住宅購入を検討中

我が家の現在のホットな話題。

それは「家が欲しいね」です。

家、買いたい~~!

日当たりが良くて、小さくてかわいい家が。

マンションより戸建てが希望

戸建てが希望

私が欲しいのはマンションよりも戸建てです。

それは何故なら、管理費と駐車場代が払えそうにないからです。

マンションの方が何かとメリットはありそうなのですが、積み立て修繕費は必要経費としても、管理費と駐車場は返済と併せて支払いしていくにはなかなか厳しいものを感じます。

それだけの理由で、我が家は戸建て派。

もちろん、庭とか土地を持つことへのあこがれはありますが。

息子の転校はNG!学区内で探したい

今現在の我が家の最優先事項は、「息子が転校しなくて済むこと」。

ADHDの息子、今の担任の先生との出会いは本当に財産なんです。

息子の難しさに向き合ってくれて、特別扱いはしないけれどいい面をちゃんと認めてくれる。

そんな先生に出会える確率ってきっと高くないですよね。

だから、その先生が担任の先生でいてくれる限りは、どうしても転校はしたくないと考えているんです。

だから、家を探すなら学区内。

狭い範囲に限られます。

我が家は都内某所在住

そんな狭い範囲での家探し、もちろんうまくいきません。

我が家は都内某所在住。

腐っても都内。

そこそこの価格なんですよ・・・。

辛い・・・。

シングルマザーが内見した物件の詳細は?

物件の詳細は

そんな我が家が今回見に行った物件は、中古の戸建てです。

実際見に行ってきた感想などを正直にお話します。

中古の戸建て。驚きの築年数

我が家が今回内見を申し込んだ物件は2つ。

築約20年余りの3LDKと、築約50年(!)の4LDKです。

ただ、内見当日、3LDKはすでに買い手がついてしまったとのことで、残念ながら見ることができず。

4LDKだけを見に行きました。

築50年てちょっとどうかなと思いますよね。

私もそこがネックで、あくまでもちょっと見てみようというくらいの気持ちで出向きました。

どうしてその物件を見ようと思ったのか?

どうして私がその2軒を見に行こうと思ったのか?

それはひとえに、物件価格が低かったからです。

やっぱりそうなりますよね~。

それはもう避けようがありません。

実際に内見した感想は?やっぱり古いな・・・でした

やっぱり古かった
写真はイメージです

で、実際内見してみてどうだったかというと、とにかく「古い」でした。

50年て言ったらもう古民家みたいなものですよね。

本当に時代を感じる物件で、時代を感じるガラスの引き戸とか、昔のすごく急な階段とか、昭和世代の私としてはなつかしさ満載!

でも、築50年とは思えないくらいちゃんと手入れがされていて、リフォームの後もあったし、「丁寧に暮らしてきたのだな」と感じる、すごく素敵なお家でした。

でも実際住むとしたらあちこち直さないとダメそう。

それに、ずっとそこに暮らしていたら気にならない物かと思うのですが、新しく購入となると気になるのは耐震強度。

そもそも、一戸建ては20年で物件としての価値を失うと言います。

50年もたっていたら、価値としてはいつ崩れてもおかしくないということなのですよね。

それはちょっと怖いと感じてしまいました。

購入したらリフォームが必要。リフォーム費用がかさみそう

実際に住むとしたら、家全体にリフォームが必要だと感じました。

そのお宅は、介護用にリフォームが行われていたのですが、介護がしやすいように間取りを少しいじった跡がありました。

介護の必要がない状態で暮らすには少々不便な作りに変わってしまっていたので、そのあたりも直す必要がありそう。

となると、リフォーム費用が心配になりました。

いったいどのくらいかかるのか、見当もつきません。

シングルマザーが家を買うために確認すべき基本のことは?

物件購入にあたって確認すること

さて、実際に内見に行ってみて、今の自分に購入できる物件がどの程度の物件なのか、現実を知ることになった私。

私が今回確認した、シングルマザーが家を買うための基本的な確認事項をご紹介します。

私はいくらくらいローンが組めるの?

まずは何よりも、今現在の自分の収入で、どの程度のローンが組めるのか?

実際の年収と、行政から受け取っている児童手当などの費用を含めた金額で、不動産屋さんが概算を教えてくれます。

もちろん細かい金額までは分かりませんが、物件探しの目安になるのでこれは最初のうちに聞いてみるのがおすすめです。

家を買うための諸費用はどのくらいかかるの?

どのくらい諸経費が掛かるの?

不動産屋さんにローンの限度額を教えてもらうとき、諸費用を込みにした金額で教えてもらうようにしましょう。

家を買うときには、物件の販売価格だけではなく、様々な諸費用が必要になります。

ローンを組める金額だけ教えてもらって安心していては不十分。

諸費用は物件の登記にかかる費用、仲介手数料、固定資産税など、種類も金額も沢山。

正直覚えられません。

最初からすべてを暗記して把握していなくても大丈夫ですが、大体物件費用に対してどの程度必要になるのかはしっかり聞いてみるようにしましょう。

今の健康状態でローンは組めるの?

私が一番聞いてみたかったことの一つがこれです。

というのも、今年私は乳がんの部分切除手術を受けたばかり。

仕事も普通にしていますし、日常生活に支障ないのですが、癌は癌。

三大疾病の一つを疾患したことには変わりありませんから、ローンが組めなくなったのではないかと内心ハラハラしていました。

不動産屋さんからの回答は、「ローン会社によっては組めます。」

なるほど、組めないと決まったわけではないようです。

中古で買ってリノベーション。リノベーション費用ってどのくらいかかるの?

リノベーションてどのくらいかかるの?

今、中古住宅を購入してリノベーションする人が増えているといいますよね。

私もそれを勧められました。

でも、リノベーションて、いったいどの程度の費用がかかるのかが気になるところです。

壁紙を張り替えるくらいのリノベーションでいいなら、家の中丸ごと張り替えても数十万円で済むそうですが、キッチンのシンクや洗面台のような大きな物をまあるごと入れ替えようと思ったら、それだけで100万円くらいかかることも。

不動産屋さんに聞いてみたところ、シンクなどの交換がなかった場合で、家の中全部をまんべんなく直すのに大体トータルで約300万程度は見た方がいいとのことでした。

トータルで300万、それ、物件自体の価格が抑えられたとしても、支払金額が全く変わってきますよね。

中古で金額おさえたつもりでもリノベーションで頑張ったら300万を超えてくるわけですから、結果新築で買っても変わらなかったなんてことにもなりかねないです。

我が家の住宅購入は早速座礁状態。どうなるか今後にご期待ください

というわけで、もろもろを質問させてもらった結果、我が家の家購入計画は早速座礁状態になりました。

それもこれも、「転校しない」という条件が前提になるからなんですよね。

もっと地価の低い土地に引っ越すことができるならば、新築でも購入射程圏内になります。

でも、我が家が今最優先にしたいのは、息子が転校しないこと。

となると、今回内見したような古い物件しか難しい・・・。

どうしても堂々巡りになってしまいますね。

だから、「どうしてもこの家に住みたい!」と思えるような素敵な物件に出会ったならば思い切って頑張ってみようと思います。

逆に、無理して家を買わなくても賃貸でもいいわけなので、急がず、でも常にアンテナを張って物件を探してみたいと思います。

我が家の家購入計画はまだ始まったばかり。

これからも記事にしていきます。

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