「離婚したの？大変だったね」
調停離婚成立からかれこれ4年以上たちましたが、バツイチであることを告げると今でも必ずといっていいほど言われる言葉です。これはいいんですよ、これは。実際何年たとうとも、離婚当時が大変だったことには変わりありませんからね。
「シングルマザーなの？大変だね」
こちらはイマイチです。我が家は確かに裕福なほうではありませんが、極貧でもありません。どうにか仕事にありついているし、食うに困るようなことにはなっていませんからね。でも、今もこれ言われるんですよね。
そこで今回は、私こと、このブログの運営者である、まるが思う、離婚から数年たったシンママの正直な気持ちを独り言ちてみます。
目次
離婚は結婚の何倍も大変？
これ、みんな言いますよね。離婚するのは結婚するより何倍も大変って。結婚もそれなりに大変だとは思いますが、なんて言っても結婚する二人には勢いがありますからね。対して離婚は二人の共同作業というポジティブな要素だけではありませんから、やっぱりちょっと大変です。
離婚て大変。性格ちょっと変わるくらい大変。
はい。私もとってもとっても大変でした。2年にわたり裁判所に通いましたし、度重なる元夫の嘘に我慢我慢の2年間でした。離婚が成立したときは、気持ちが晴れ渡りましたし、裁判所から出た瞬間景色が違って見えたものです。天気が良かっただけか・・・？
でも、2年間ずっと我慢だけして過ごしたからか、随分と忍耐強くなったように思います。もともとの私は短気で、嫌なことがあったら吐き出したい方だったのですが、一人で静かに怒りを消化するということができるようになり、黙っている間に怒りを鎮めるということが可能になりました。大人になったものです。
離婚して良かった？
「本当に離婚しちゃってよかったの？」
これもよく聞かれるんですよ。特に男性から聞かれます。こんなこと聞いてどうするんでしょうね？ナチュラルな男尊女卑を感じる瞬間です。基本これを聞いてきた人とは距離を取る、便利な言葉でもあります。
大変だったけど、離婚して本当に良かった！！
私の場合、離婚理由の中で一番大きかった理由がモラハラ・DVでしたから、毎日怯えたり、自分を責めたりしなくていいんだというだけで、離婚して本当に良かったです。一度も後悔したことはありません。「子育てには父親がいた方がいいのではないか？」、「私が我慢すれば、息子から父親を奪わずにいられるのではないか？」そう悩み続けた日々だったけれど、今にして思えばモラハラをするような輩と子供を同じ家にいさせられませんもんね。本当に別れてよかったです。
元夫のことは憎んでいる？
モラハラやDVを受けての離婚ですから、当時私は元夫のことをとても恐れていましたし、同時に産業廃棄物だと思っていました。そう。産業廃棄物だと思っていました。（大切なことなので2度言いました。）
正直どうでもいい。生きていても死んでいてもいい。それが元夫。
でも今は、正直どうでもいいです。本当に、生きててもいいし、死んでいてもいい。好きなように生きて、私の伺い知らないところで死んでくれたらそれでいいです。元夫に対して抱く感情は特に何もなく、そこいらへんの全くの他人よりも他人だと感じます。冷たいと言われても仕方がない、それが正直な気持ちなんです。
まとめ
私は離婚して本当に良かった。離婚していなかったとしたら、今頃どう過ごしているのか、少なくとも良い想像はできません。経済的にはもしかしたら婚姻関係を維持していた方が裕福だったかもしれません。でも、お金は自分が働けば何とかなるし、節約すれば生きていける。私が得たのは、心穏やかに暮らせる環境と、心から息子に笑顔を向けられる心のゆとりです。
あ～、離婚して本当に、良かった！（ブルゾンちえみ風）
