※この記事にはためになることが一つも書いてありません。唐突に思い出したしょうもない元夫のしょうもないエピソードです。
母子家庭に便利な車、軽自動車。今も私は軽自動車を愛用しています。今乗っている軽は人生で2台目に購入した車。
実は結婚時代、もう1台軽を購入した経験があります。子供が生まれてから移動しやすいようにと選んだ、ダイハツのタントです。すごく気に入って選んで、納車を楽しみにしていました。
実はこのタント、返済することを元夫と約束して、私の結婚前の貯金から立て替えるという形で一括購入したんです。車のローンは一般的なローンよりも高くつきますし、夫はお金の管理に疎く、あればあるだけ使ってしまうダメ人間でしたので、ローンを組むのが嫌だったんです。その当時はまだ、何とか離婚せずに頑張っていきたいと思っていた時期でもありましたので、不安はありつつも、家計を預かっているのは自分という漠然としすぎた安心をしていたのもあります。今思えば、すでにモラハラに頭がやられちまっていたというのもあります。
ともかく、そうして一括で購入した車を、よりによって私は元夫名義にしてしまいました。元夫と元姑、元小姑、おそるべし。モラハラ、恐るべし!!!
後日談ですが、そうして100%私が購入した車を、調停の場で元夫は自分の車と豪語しました。私がすでに、「私が購入して、まだ1円も返済してもらっていなかった証拠」を提示していたのにも関わらずです。証拠はだれの目にも明らかで、それ以外にも元夫はお金のことで弁護士や調停員を閉口させていましたから、中立であるはずの調停員が結構強めに元夫をたしなめたと、当時の弁護士から聞きました。
話が脱線してしまいましhたが、そのようにして当時我が家は私の貯金でタントを購入しました。元夫は1円たりとも支払いをしていないのにも関わらず、手続きが終わった瞬間、こういいました。
「あ~~、買ったね。買ってやったね。」
お前じゃないだろ、買ったのは。返済してもらう予定だったから、当時の私は特にツッコミを入れませんでしたが、返済前で1円も出していないのになんで自分が買ったぞという態度でいられるのか、内心とってもアンビリーバボーでした。後々の調停の場でも、もう一度アンビリーバボーでしたが。
こうして、手続きから約2週間後、無事納品となりタントは我が家の車となりました。当時、息子はまだ0歳。納車になったからといってホイホイとドライブに出かけられる状態ではありませんでした。と、思っていたのは私だけ。家のことも息子のことも何もしない元夫は、はりきって一人でドライブに出かけていきました。全額支払った私に全く気遣いもなく、断りもなくです。アンビリーバボー・・・。
そうして出かけた元夫。プンスカ怒って帰ってきたんです。勝手に出かけて、しかも怒ってるって最悪だなあと思っていたら、なんと、高速をドライブ中に飛び石があり、フロントガラスにヒビが入ったと言うんです。納車初日に1円も出してない奴が勝手にドライブに出かけただけでも驚きなのに、高速に乗ったとはどこまでぱっぱらぱーだ貴様!!
どこからツッコんでどこに怒ればいいのか、感情が交通渋滞を起こしながらも、納車当日の愛車を見に行ったところ、ついてましたね。フロントガラスのど真ん中にでかい傷が。絶対に車検に通らないでかい傷が!納車初日に車検が通らない身になるとは、タントも思っていなかったでしょうね。私も思っていませんでしたよ。
モラハラするヤツって、本人のスペックは低い人が多いと思うんですよ。私の元夫も今思えばそうでしたし、人の話を聞いていても、人としてのコミュニケーション能力や問題解決能力に欠ける人が多いように感じます。これは話のつながりを無視して突然言いたくなった元夫の悪口ですが、それを置いておいたとして、元夫は何故か、「もっている」人でした。高速を走っていても、飛び石でフロントガラスにヒビが入った経験のある人ってほとんどいませんよね?元夫はそれ以降にも、走行中に対向車線からホイールカバーが吹っ飛んできたこともありました。その時もがっつり傷がついて、そして夫はまた急ブレーキをかけたことで子供を気遣うでもなく、ただプンスカしてフォローされるのを待ちました。なぜ、お前が「もっている」ことを、私がフォローし続けてやらねばならんのか。
こうして、元夫は納車と同時に私が買った愛しのタントちゃんを傷モノにしてくれた上、謝りもせず、あまつさえ逆切れして私にフォローさせるというフルコンボを見事成し遂げたのでした。
これはすでに今から考えると何年も前のお話です。思い出したのも久しぶりです。でも、意外と久しぶりに思い出してみて改めて思いますね。
あいつ、アンビリーバボー。
シンママさんのエピソードトーク、知りたいです。