実家と賃貸、シンママにとっておすすめなおうちはどっち?

平成27年発表の総務省統計局データによると、日本の同年離婚率は1.8%。この数字が高いのか低いのかの解釈は人によるのでしょうが、アメリカが2.8%、韓国が2.1%と、他の先進国と比較すると少々低めであるというところでしょうか。その1.8%の中に所属する我々シングルマザー。離婚後の住まいはご実家でしょうか?それとも自分でマンションやアパートを借りたという方もいますよね。
今回は私たち「母子家庭の住まいは実家と賃貸どちらがベターなのか?」という選択について考えてみたいと思います。

シングルマザーの離婚後の住まいはどっちが幸せ?

離婚後の住まい

どちらがいいか?と言いながら、私個人としてはひと時実家を頼ったとしても、落ち着いたら実家を出て、独立した世帯として生活するのが一番幸せだと考えています。ですので、今回は少々私情が混じって偏った考え方になってしまうかもしれませんが、実家住まいとアパート暮らしを比較してみましょう。

離婚して実家に戻るのは誰もが使える方法ではない

実家に帰るという選択肢は、実家が遠方だったり、変えるべき実家がすでになかったりと誰しもが選択できるものではありません。ですが運よく受け入れてもらえる場合、当座の避難場所としてとても頼れる存在ですよね。ところが実家に帰ったことによるトラブルというのは実は意外とよく聞く話。「子育ての方針に実家の両親が口を出しすぎる」、「使わせてもらえる部屋がなく、肩身の狭い思いをしている」など、実家に帰ったからこその問題を抱えるママも多いようです。

実家に頼らず親子で生活するのはリスクもある

対して賃貸を借りる選択肢は賃貸契約というハードルがありますから、離婚前に専業主婦だった方には少々難しく感じられることが多いよう。毎月の家賃の支払いもありますし、どうしてもお金の心配がついて回ってしまいます。

実家住まいと賃貸住まいを比較してみた

では、それぞれのメリットとデメリットを簡単に表にまとめます。

実家メリット実家に家賃相当額を入れたとしても、賃貸の家賃よりも低い金額で済む場合が多い。
収入が十分でなくても、実家の援助が受けられる可能性がある。
家事を分担できるので、子供と関わる時間を増やしやすい。
両親が子育てに協力てきなら、急な子供の発熱などで仕事を休まずに済む。
実家デメリット両親のうちどちらか(もしくは両方)がまだ現役で働いている場合、公的な助成を申し込むことができないことが多い。
家のことを自分の好きにはできない。
両親が子育ての方針などに関して過干渉になり、意見が対立してしまうことがある。
賃貸メリット住む場所をある程度自由に決められ、元配偶者に住まいを知られずに済む可能性が高い。
自分が世帯主なので、住まいのことを自由に決められる。
公的な助成に申し込むことができる。※収入による。
賃貸デメリット毎月の家賃の支払いがあり、お金の心配が常にある。
何があっても自分の責任で対応する覚悟が必要。
自分しか子供を守れる大人がいないので、子供のトラブル、急な発熱時は仕事に影響が出る。

このように比較してみると、良し悪しはそれぞれですよね。お金と安全面での心配が少ないメリットのある実家と、自由度の高い賃貸。どちらがいいのかは、本人の経済状態と両親との信頼関係によって大きく左右されそうです。

実家暮らしがうまくいかなかった私

実家住まいがうまくいかなかった私

個人的な話で申し訳ないのですが、当サイトの運営者まるのケースでは別居開始と同時に実家に最低限の荷物をもって移動しました。当初は全面的なバックアップを申し出てくれた母親でしたが、次第に「子育てしてやっているのは私だ」「お前のせいで子供がおかしくなった」「お前がすべて悪い」と毎日のように罵ってくるようになりました。私としては、生活を軌道に乗せたくて仕事に打ち込む傍ら、ウェブ制作の勉強をし、極力家事をこなしているつもりでしたが、そもそもが私と母の間には信頼関係がなく、母からしたら私が家事をこなそうとすればするほど「自分のやり方と違う勝手なことをされている」という気持ちを強めていたようです。

そんな状況で私が自立のための引っ越しを決めたことで、母からは絶縁を言い渡されました。(実際はそのつもりはなかったようで、引っ越し後も何かと関係を維持しようとしてきますが。)

離婚後の実家トラブル。私の場合

私の場合のトラブル

実家にいた間、息子は私が母(息子からしたら祖母)から毎日のように罵られているのを目の当たりにし続けたことで、「お母さんは悪口を言っていい人」という刷り込みが出来上がってしまい、些細なことでひっくり返っては「お母さんのせいだ」と言って喚き散らすようになりました。何よりもそのことに危機感と喪失感を抱いた私は、母が何を言おうと引っ越すと決め、引き留める母を振り切る形で強引に引っ越したのでした。

このことから私は、よほど親との信頼関係がないのなら、安易に実家に戻るべきではないと考えるようになりました。当時の私の母親のストレスも相当だったのでしょうし、今となっては実家に戻るべきではなかったと反省しています。

離婚後の住まい選びは状況に応じてしっかり選ぼう

家選びは慎重に

まとめとして、シングルマザーの住まいで幸せなのは、「実家との信頼関係が厚く、うまくやっていける条件がそろっているなら実家もあり」、「実家で長く暮らすことが自分にも子供にも親にもストレスとなりそうなら賃貸」がベターということになるのではないでしょうか。

なんだかどっちつかずの結論ですみません。ですが、離婚後の住まいはケースバイケース。私の失敗がどなたかの選択のヒントになればうれしいです。

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